切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 Lumiere Hyper70

Lumiere Hyper70を研ぎました

ハサミDATA

7インチ
はまぐり刃
ネジ
埋込みタイプ
板バネが大きくて特徴的です。
ハンドル
オフセット

はさみ職人's EYE

こんなメモを頂きました。

ありがとうございます。

自分のハサミをよりよく知っているというのは良いことですね。

悪いことも良いことも含めて、そのハサミに合った使い方ができるといいと思います。

では、早速

私からの返信です。

こちら。


いつもありがとうございます。

今回のハサミについてのご質問にお答えさせて頂きます。

その前に、このハサミの特徴をご説明させて頂きます。

(特徴)

1.構造 

動刃と静刃の間にベアリングあり。
本来のショクテン同士が触れ合わない。
動刃と静刃が(いい意味でも悪い意味でも)ケンカさせやすい構造になっている。

2.鋼 

コバルト系の粘りがあるタイプ。

3.ネジ 

大きなパネル(板バネ)がついている。

遊びがある。
     

(ご質問)

1.刃先に力が入りにくいタイプか?

刃先に力が伝わりにくいタイプですね。
その大きな原因は、1.構造 にあります。

2.刃がこぼれる気がする。コームをかんでしまっているこぼれ方か?

刃の状態を見ると、そのような感じです。
しかし、実際にコームをかんで刃こぼれてしてるかというと、そうとも限りません。

これは1.構造により、返り刃がでやすく、また2.鋼により、より返り刃がでやすいからです。

返り刃が出て、コームを噛まなくても、触れただけだったり、硬い毛を切ったときになりやすい状態になります。

3.こぼれやすいタイプか?

これは上記2のご質問の回答と同じになります。
こぼれやすい(刃の状態になりやすい)タイプです。
こまめにセームでひねるように拭くと効果があると思います。

4.荒刈り用か?仕上げ用か?

特徴を考えると、仕上げ用の方がよさそうな気がします。

ですが、使ってみて荒刈りが良いのであれば荒刈りでもいいかと思います。

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