切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 Supreme 40目オフセット

ハサミの銀色の光加減がマッドです。

平たく言えば、

ピカピカではなくて、もわ~と銀色になっています。

なんそれ!

って話で、どうでもいい話なんですけどね(笑)

Supreme 40目オフセットを研ぎました

ハサミDATA

櫛刃:40目 棒刃:はまぐり刃
ネジ
埋め込みタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

もわ~とした銀色

英語にしたら、マッドなシルバーですね。

これってなんで?

という話です。

 

これは

磨くときの研磨剤の粒が大きいとこうなります。

逆に磨く研磨剤の粒が小さいとピカピカ(鏡面加工)になります。

 

(写真が見にくいのが残念ですが)

マッドの場合、サンドブラストと言う技術を使ってマッドにします。

より鏡面加工にしようとすると、少しづつ細かい研磨剤を使って、順番に鏡面に近づけていかなくてはならないです。

マッドだと、サンドブラストを使うので簡単にできます。

マッドが好きで、わざと鏡面をマッドにする人もいます。

 

サンドブラストと言う技術は、

サンド(砂)+ブラスト(爆風)です。

砂を爆風でハサミにぶつけて、キズをつけているんです。

 

この場合

砂というのは、研磨剤です。

爆風と言うのは、コンプレッサーを使ってピンポイントを狙って傷をつけます。

 

とても小さい傷を全体に付けるので、マッドな感じに仕上がります。

この研磨剤のひと粒ひと粒が小さければよりピカピカ寄りになります。

大きいと白くなります。

 

ちなみに

この技術は、大きな工業製品のサビ取りに使ったり(砂を吹き付けて錆をはがしとるイメージ)、わざとザラザラさせるときにも使うようです。

 

おわり。

今日は少し役には立たないけど、専門的な話が出来た気がする!!