切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 蛇刃 海老伝七作

蛇刃ってなんて読むのでしょうか?

ヘビバ?ジャバ?もしわかる方がいらっしゃったら、お教えください。

このハサミは、お手紙と一緒に届きました。

「刃先が欠けております。
このハサミは、30年前理容の世界に入った頃、ご主人から頂いた ものです。
とてもお世話になった方なのですが、最近体調を崩されたとのこと で心配しています。
願掛けではありませんが、改めてきちんとしたい・・・・」

とのこと、師匠思いの素晴らしい方ですね。

微力ながら、私も・・・

蛇刃 海老伝七作を研ぎました

ハサミDATA

7インチのオフセット

段刃。

ネジはマイナスネジ

ハンドルは、オフセット。

ちなみに、このハンドルはメッキです。メッキが剥がれずにきれいなのは、扱いがいいんだと思います。

はさみ職人's EYE

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近所の神社にお参りに行きました。

実際にお会いしたことはありませんが、きちんとしたお手紙が添付されていて、、、

素晴らしいです。

ぜひとも、、、よくなっていただきたいです。

ハサミの説明ですが、

このハンドル、鋳物で出来ています。

型があって、それに鉄を流し込んで作っていたそうです。

(いまも同じような作り方もしますが、今のものはステンレスです)

流し込んで、冷やして、余分なところを削って、少し磨いて、表面のデコボコをなくします。

(昔の職人の第一歩は、このハンドルづくりから始まったそうです。)

鉄なのですぐ錆びてしまいます。

だから、メッキします。

そんな感じで、正直、昔のものは粗悪品が多いです。

ですが、今回のハサミは、きっと持ち主の方も大事にされていらっしゃったのでしょう。

いい状態でした。

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