「たたら」とハサミの関係

「あけまして、・・・」

たたら、とは

 

「きゃぁ。

かわいーーー!」

こんにちは

オオタです。

2015年も残りわずか、

イメージアップに必死です(笑)

て、

「たたら」って聞いたことあります?

これは

日本の昔からの製鉄方法の名前です。

出雲の国の山で

この

「たたら」

が行われました。

出雲って島根県です。

で、

昔、日本刀をつくるときに、この「たたら」しました。

(いまでもそのようです)

そんな意味で、

たたら=日本刀=よく切れる

このイメージをつかって

ハサミによく切れるイメージを借りているんです。

ちなみに、

現在の鉄って、海外から輸入しているんですが、

昔は日本産の鉄をつかっていたそうです。

それは、砂鉄です。

砂場で磁石をつかって集めた、あの砂鉄です。

昔は川に磁石を持って入って、集めたようです。

昔の日本人、すごい!

じゃ。

また。

髪の毛を切るときの「サク」っていう音

 

「母ちゃん、FXで一千万なくなっちゃったよ」

「あぁ、大変。来年は未公開株でひと山当てようね」

髪の毛を切るときの「サク」っていう音。

 

こんにちは

オオタです。

株もFXもやりません。

ついでに宝くじも買いませんでした。

さ、

て、

勉強熱心な清水さん(美容師さん)から、こんなメッセージを頂きました。

質問です!

髪の毛を切るときの「サク」っていう音。 ハサミによって違うのですが、何の違いですか?

 

いやー。難しい質問ですね。

ちょぉぉぉーレベルが高いですね。

で、

返信させていただいたのが、こんなメッセージです。

——————————————————–

私も教えて頂きたいです。

私の感覚では、

毛が逃げるような場合にサクッと音がします。 毛が逃げないような刃だと音がしません。 少し逃げるような感じにすると音が出るからです。 さらに逃げるようにしても音がでます。

以上のことから、 切れるとき、毛と毛が転がり、擦れる音かなあと思っています。

つまり 毛をハサミで掴んで閉じていく段階で毛がすべり・・・ このとき、毛と毛が密集しているような状態になっていて、 毛と毛が圧力がかかった状態で擦れるわけです。

で、 ハサミによって違うのは?ということですが、

まず、 毛がどの程度逃げるかで違うかと思います。 それは刃付けの状態であったり、刃の形だったり・・・ その辺が関係してくるものだと思います。

あと、 刃こぼれがあって切れないようなハサミは音がしません。 毛と毛の圧が足りないか、毛がうまく転がらないか、の場合だと思います。

どう思います?

——————————————————–

清水さんの返信でも同じような感じだと思っていらしたそうです。

音がしないのがいいそうなんですが、、、

そうすると毛に刺さるような感じになりますが、

それだと苦手な切れ味とのことで・・・・

つきつけられたハードルは高いっ!です。

じゃ。

また!

ショートシザーvsロングシザー2

 

実は、

わたくし、

チョコレートはあまりおいしいものとは思っていませんでした。

が、

あるとき、

”生チョコ”をいただいたんですが、

口の中で、クリーミーに、、、とけて・・・

感動でした!

やはり、一流の美味しいものはおいしいんですね!

チョコレートシザー

 

こんにちは

オオタです。

さ、

て、

前回のつづきです。

6インチと5.5インチなら、5.5インチがいいと思う、、、、その理由です。

まず、

6インチのいいところは、

・多くの毛束が切れる。

その分、仕事が早く出来ます。

・種類が豊富

まずは6インチで新製品をリリースして、様子をみて他のサイズを作るということがあります。

・オールマイティ度が高い

こうピックアップすると、かなりいい面がありますね。

それでも、

5.5インチが良いというのは、

・よく切れる

テコの原理のため、5.5インチの方がよく切れることが多いです。

・手に馴染む

小さい分、手に馴染みやすいです。

その結果、

・楽しく仕事ができる

です。

もちろん一回り大きくても、

それなりに手に馴染みやすいいでしょうし、よく切れて、楽しく仕事ができると思います。

が、

あえて、

6と5.5を比べてみて、、、、ということになると5.5インチの方が楽しく仕事ができる可能性があると思いました。

ひとつの意見として、読んで頂けたらと思います。

じゃ。

また。

 

ショートシザーvsロングシザー

 

朝食をぬきはじめて、3ヶ月。

体重マイナス5キロ。

いいことだと思いますが、

よりケーキがおいしそうに見えます(笑)

ハサミショートケーキ

 

こんにちは

オオタです。

ホールケーキを切り分けると、ショートケーキになるんですね。

ということで、

ハサミは、ショートがいいか、ロングがいいか?って話です。

そんなのざっくりとして、わかりにくい・・・・という声が聞こえて来そうですが、、、、

はじめます。

例えば、

5.5インチと6インチどちらにしようかな?と悩んだとします。

実際は、

・どんな人をカットするのか?

・どんなカットをするのか?

・手の大きさは?

・このみは?

・ハンドルは?

みたいことを確認しておく必要がありますが、

それを言い出すときりがないので、、、

単純に、

5.5インチと6インチどちらにしようか?

って言う話です。

悩むのなら、5.5インチ!です。

終わり。

以上(笑)

この続きがどうしても気になるのなら。次へ

人間ハサミと動物ハサミ

犬とハサミ

 

こんにちは

オオタです。

実は、犬猫アレルギーです。

犬猫はかわいいので、なでなでしますが、

さわった手で目をこすると真っ赤になって、かゆくなります。

その後、鼻水が出て、くしゃみが始まります。

わかりやすいアレルギーのパターンです(笑)

が、

しかし、

正直に言うと、

大丈夫な犬猫もいます。

野良は完全NGですが、

いいものを食べていて清潔なヤツなら、問題無い場合もあります。

さ、

て、

昔、先輩の家に言ったら、目が真っ赤に腫れて、くしゃみが止まらなかったという話は置いておいて、

はじめます。

 

「人間用のハサミと動物用のハサミ何が違う?」です。

今回はトリマーさん向けに書かさせて頂きます。

ハサミの営業の人やメーカーの人が

もしかしたら、

こう言うかもしれません。

「トリミング用と人間用のハサミは全然違いますから、人間用とか使ったらダメですよ!」

確かに、

同じ毛を切るとはいえ、毛の質が違いますね。

でもね。

ハサミの作りとしては、同じです。

ぶっちゃけ・・・

同じハサミの刻印を変えて、人間用、、、トリミング用、、、と分けているメーカーさんもあります。

同じハサミで刻印を変えていないところもあります。

ただ、

ちょっとだけ刃付けを変えると、トリミングしやすいというトリマーさんもいるかと思います。

とはいえ、

人間用のハサミの刃付けが好みという方もいらっしゃいます。

もちろん、そうでないひともいます。

で、

どう違うか?

というと、

私自身、勘違いしていたんですが、

・人間用・・・よく切れる

・動物用・・・よく切れない

です。

動物の毛は柔らかいから、よく切れないほうがいい・・・

と先輩に教わりました。

実際、トリマーさんのハサミを見ると、よく切れませんし・・・(笑)

逆によく切れないほうが仕事がしやすいんだと思っていました。

が、

しかしっ!

トリマーさんと話をするたびに、

考えは改まりました。

人間用と同じで、よく切れるハサミが使いやすいということです。

どうやら、

トリミングの業界の古い、一部の人達の中には、ハサミなんて、何でもOK、

よく切れるハサミはもったいない・・・

という考えがあるようです。

最近になり、

トリマーさんが増えて、

若い人たちがどんどん出てきて、

ハサミもちゃんとしたものを使うようになって(昔はホント、ひどかった・・・)

切れる切れないの判断が繊細な方が増えてきました。

(アバウト仕事だと切れる切れないはあまり関係ないようです)

当然、

いいハサミも増えてきて、、

刃付けのリクエストも多くなってきました(いいことです)。

とはいえ、

まだまだ、

全国には、そうでないところもあるかと思います。

もし、

ハサミが切れないと思って、???と思いながら、使っているのなら、

私から言うのも、、、なんですが、

ハサミやさんを変えてみてはいかがでしょうか?

もしくは、お医者さんのセカンドオピニオンみたいな感じで、意見を求めてみるのもいいと思います。

ちなみに

私は、こちらにおります。

じゃ。

また。

切れないけど、使えるハサミと切れるけど使えないハサミ

「ママ~、

原油価格下がりすぎ~。

このままだと大損だよ~」

切れるハサミ

こんにちは

オオタです。

原油が下がった時は、

鉄とコバルトを買うのだ!

最悪ハサミが作れる気がする・・・(笑)

さ、

て、

かわいい子は赤が似合うという話は置いておいて、

使えるハサミの話です。

多くの理容師さん、美容師さんのハサミをお聞きして、

気に入っているハサミについて教えて頂きます。

そこで、

たまに出てくるハサミが

「このハサミ、切れないんだけど、気に入っている」

というハサミです。

僕らハサミ屋の立場からすると、

いいハサミ = 切れるハサミ

です。

なので、

切れないのに

気に入っていて、

よく使うハサミというのは、

わかりにくいですね。

そんな話をまわりのハサミやさんに聞いても、

ほとんど理解されません。

実際に使う機会が少ないからですかね。

さ、

て、

私の考える良いハサミとは、

使う人がいいと思うハサミです。

最悪、いくら自分がこのハサミはよく切れてスゴイ!と思っても、

使う人が切れ味に無関心なら、そのハサミはいいかもしれませんが、そうでないかもしれないのです。

で、

この

「切れないけど、使いやすいハサミ」を良く見せて頂いて、

同時に

切れるけど、あまり使わないハサミと比べると、わかることがあります。

使いに行くはさみは、

ゴツいのが多いです。

重いです。

でかいです。

それが極端だったりします。

そんな目線で、

切れないけど、使いやすいハサミというのは、

軽かったり、

バランスがよかったり・・・

持ちやすいです。

シンプルに出来ています。

(刃の作りはイマイチだったりしますが、)

で、

軽さ重視、使いやすさ重視でハサミを作りました。

とはいえ、よく切れます。

納品したお客さまが言っていたのは

「持った感じ軽いのはよかったです。

でも正直、軽いのであまり良く切れないだろうと思っていました。

実際切ってみると、そんなことはなくて、普通でした。

というか軽いのにこんなに切れるんだという感じでした。」

とのことでした。

そんなハサミがこちら。

FLOWシリーズ

FLOWというは、集中しすぎて、時間が止まっているような状態です。

野球で言えば、ピッチャーが投げたボールの縫い目が見えるとか、

ゲームに集中しすぎて、画面の中で自分が動いているような感覚とか・・・

カットなら、

ハサミが切っているのではなくて、

ハサミと一体化した自分の手が切っているような感覚になると思います。

まあ。

ということで、

原油価格が下がったら、灯油をたくさん買って部屋中を温めようっていう話です(笑)

じゃ。

また。

 

ハサミが切れなくなったら、アルミホイルを切る

「ご主人さま。

お帰りなさいませ。

安心して下さい。

穿いてません!」

パンツ穿いてません

 

こんにちは

オオタです。

「安心して下さい。

穿いています。

まぁ寒いんで、脱ぐ気もしませんけど(笑)」

さ、

て、

たまに

「切れなくなったハサミは、アルミホイルを切ると、切れるようになる」という話を耳にします。

「それって、

プロから見てどうなのよ?」っていう話です。

私の意見としては、

切れるようになるかもしれません。

ただ、

それは、

ティッシュとか

柔らかい紙とか、

糸とか、、

そういった極々柔らかいものであれば、一時的に切れるようになるかもしれません。

しかし、

理美容で使われるようなハサミでは、

全く関係ないです。

毛を切るとき、

ハサミにとても小さいキズがあったりするだけで、切れないと感じるものです。

そういったレベルの方から見れば、

切れるようになるとは考えにくいですね。

じゃ。

また。

 

 

ハサミの好きな切れ味

「家政婦のミタです。

好きな食べものはバナナとイナゴとドングリです」

家政婦ハサミ

 

こんにちは

オオタです。

好きな食べものは、

バーミヤンの餃子と

王将の餃子定食です。

さらに、家で皮からつくった棒餃子は格別でした。

さ、

て、

好きな食べものはおいておいて、

今回は

完全にワタシの好みです。

私のハサミの好きな切れ味は、

柔らかい切れ味です。

刃中から刃先5ミリくらいまで、

やわらかーい感じで、

サクッと音を出しながら切れる感じがいいです。

そして、

刃先5ミリですが、

ここは優しく切れるというよりは、きっちり切れる感じがいいです。

しっかりと掴んで切り落とす・・・

そんな感覚があるといいです。

そして、

刃先一ミリは、毛がまったく逃げない・・・・

そのくらいしっかり切れると、

SO!GOOD!です。

で、

だいたい

こういう刃付けをすると、

好まれますが、

「刃先はいいんだけど、刃中が逃げる」というふうに感じるかたもいらっしゃいます。」

なので、

自分の好みはちょいと・・・置いておきます。

全体的にしっかりと切れる感じにします。

もし、

研ぎに出すとき、

リクエストをしてもいいところなら、

いろいろと好みをリクエストするといいと思います。

「切れないので、切れるように・・・」

というとわかりにくいかもしれないので、

「毛が逃げないようにしてほしい」とか

「柔らかく切れるのが好き」とか

「刃中は優しく、刃先はきっちり・・・」とか、

言いたい放題がいいですね(笑)

ハサミ屋さんの中には、

「おら。

そんなこと言われたこと、ねえべ!

そんなワガママいわんでけろ・・・・(泣)」

ということがあるかもしれません。

「何を言っていっているんだ!

オレの研いだハサミに文句あるのか?」

と逆ギレされるかもしれません。

まあ、そんな方とは距離をおきましょう。

ストレスになるので、できるだけ離れたほうがいいです。

刃付けって、

実はカットと同じくらい、いろいろ変えられるものです。

ズルズルに毛がすべるようにもできるし、

逆にぱっつんっ!って切れるようにも出来ます。

どれがいいのか?

それは使う人が決めるものだと思います。

なので、

どんどんリクエストして、

自分が使いやすいハサミで仕事をして下さい(^^)

じゃ。

また!

 

ハサミはどこで買うか?

 

男「アイス食べたんだ。100円貸して。」

女「108円じゃなくて、いいの?」

鉄の減量

 

たぶん、

この男子は、

アイスをコンビニではなくて、

スーパーで買うつもりだったんだと思います。

こんにちは

オオタです。

ハサミはどこから買うのがいいのでしょうか?

例えば、

・作っている職人さんから直接買うとか、

・ディーラーさんから買うとか、

・お店に売りに来てくれたハサミ屋さんから買うとか、

・ネットで買うとか、

・オークションで買うとか、

・友達から買うとか、

・先輩から強引に売られるとか(笑)

いろいろとあるわけです。

どのメーカーのハサミを買うか?ということと同じくらい大切なことだと思います。

よくありがちな話で、

買って新品の頃から

すでに

「切れる」気がしない・・・

見た目はキレイで新品だと思うけど、切れないというケースです。

この場合、

大抵のひとは買った人に

「これきれないんですけど・・・」という話になるとは思いますが、

そのとき

「買ったアナタが悪んですよ。

使ったんだから、返品とか交換とか言わないでくださいね。」

と言われるのか、

「それはすいませんでした。

ワタシの責任で交換させて頂きます。

使用不使用は問いません。

ご希望であれば返品対応もさせていただきます。

申し訳ございませんでした」

と言われるか、、、です。

 

買ってもすぐ捨ててしまうようなものでしたら、

どちらでもいいと思いますが、

仕事で使う大切な道具ですし・・・

この道具を使って、

お客さまから、お金をいただく・・・と考えると

責任ある人から購入したいものです。

はさみを選ぶときは、

ぜひ、

はさみを見ることも大事ですが、

どんな人から買うのか?

その窓口になってくれる人もよーく見て下さい。

じゃ。

また。

PS.冒頭の男子は、ガリガリ君を買うつもりだったのかもしれませんね(笑)

シザー 原価

彼氏のいない女の子へ

スキー場ではかわいさ、3倍。

ずっと見つめて、涙目を作れば、たいがいの男はおとせます。

やってみて!

 

1

 

こんにちは

オオタです。

「オオタさん、シザー 原価っていくらですか?

ご質問ありがとうございます。

ゲス野郎の質問ですね。(笑)

ハサミって、鉄からできているから、鉄鉱石の採掘の値段ですかね?

調べてみると、

近年、鉄鉱石の価格は下落の傾向です。

2015.10現在 1トン52.74ドルのようです。

わかりやすくするために、

四捨五入して1トン50ドルとしましょう。

1トンは1000キロだから、

1キロは0.05ドルです。

1ドル100円計算で、

1キロ0.0005円です。

ハサミってかなり重いのものでも100グラムはないと思いますが、

計算しやすいように100グラムだとして、

1キロは1000グラムなので

1丁の原価は、0.00005円です!

です。

安いですね!

1円あれば、20,000丁つくれます。

あっ。

忘れていました。

もともと鉄は、

地球に埋まっているもので、

それを掘っているだけだから、

原価はタダでした。(笑)

まあ、

そのタダの鉄の含まれた土を掘り出す人がいて、

それを船で日本に運び出す人がいて、

それを釜で高熱で溶かすひとがいて、

それを叩いたり、、、、混ぜたり、、、冷やしたり、、、

削ったり、穴をあけたり、、、磨いたり、、、、

そんな風にしてハサミができあがります。

そのハサミによって

日本のどこかの人が

かわいくなったり、

かっこよくなったり、、

魅力的になって、

愛の告白があったり・・・

愛の告白をしたり・・・

1

結果、

日本の少子化に歯止めがかかったり・・・

つまり、

日本の少子化は、ハサミによって食い止めるって言う話でした(笑)

じゃ。

また。

 

抜けのいいのと悪いセニング

 

「メリークリスマス!」

抜けおつかれ

こんにちは

オオタです。

今回はシンプルにオチなしのスタートでした。

これが

「看護婦さん、こんなに出ましたけど、大丈夫ですか?」

なんて書くと、

かなり怒られそうです。

(と言いつつ書いてしまった・・・)

さ、

て、

今回は抜けの話です。

頭から毛が抜けるのが、

トレンディーエンジェルのサイトウさんなら、笑いにできるでしょうが、

一般人にはきびしいものです。

セニングの抜けの話です。

まずは、この写真を見て下さい。

抜けのいいセニング

これはヌケがいいハサミです。

蛍光灯に当てたとき、

クシ刃の目のスキマからヒカリが見えますね。

このヒカリが多いほど、ヌケがいいです。

逆に

抜けの悪いハサミはこんな感じです。

抜けの悪いハサミ

これは抜けの悪いセニングです。

たまたま逆刃でした。

(正刃、逆刃は今回は関係ないです)

クシ刃の目のスキマからヒカリが見えますが、

こぼれるヒカリの量が少ないですね。

特に刃先なんて、、、

厳しいと思います。

ということで、抜けのいいセニングを作りました。

じゃ。

また!

 

ダマスカスシザーをご存知ですか?

「おにいちゃん。

今年は、僕のところにサンタさん、来るよね。

ハダカにエプロンのおねえちゃんサンタさんがいいんだけど・・・」

「お兄ちゃんも、信じているよ」

ダマスカス

 

 

こんにちは

オオタです。

僕は、ハダカでなくてもいいです。だから来てください(笑)

さ、

て、

ダマスカス鋼です。

そもそもダマスカスって、都市の名前です。

シリアです。

最近話題のイスラム国とか、ISとか、、、あのへんです。

ちなみに、

シリアという周辺地域って、

鉄の武器が初めて使われた「ヒッタイト」という民族が歴史的に有名です。

ある人が言っていたのは、

ダマスカスって、

積層が得意な鋼材メーカーさんが作っていて、

その鋼材をたまたまダマスカスって名づけたら、

派手な模様なので、ヒットしたんじゃない。

とのことでした。

理美容のハサミの“ダマスカス”ですが、

研いで思うのは、

正直、普通です。

見た目は綺麗な模様です。

研いだり切ったりするには、普通です。

でも、

それって、

言ってしまっては、

いけないことかもしれませんね・・・・

まあ、でも・・・ですね。

よく切れるハサミを探しているから、

ダマスカスは必須という考えで、

ハサミ探しはしないほうが良いハサミと出会うチャンスは広がると思います。

じゃ。

また。

ハサミは鉄からできている

 

「しんけん、

しらは 取りっ!はっ!」

真剣白刃取り

こんにちは

オオタです。

昨日はたこ焼きを作りました。

何個も食べていると、

たこ焼きのソースがしつこく感じるんですが、

で、ケチャップにしたり、マヨネーズだったり、お酢だったり、、、

いろいろ試しています。

さ、

て、

ハサミは鉄から出来ていますが、

その鉄について調べてみました。

鉄という字は、

正しくは、鐵と書くそうですね。

で、

これは

哉みたいな字 「切る」という意味

呈 「現れる」という意味

だそうです。

つまり、

切るとキレイに出てくる感じで、、よく切れる金属って言う感じですかね。

「金+岡」です。

岡は「堅い大地を意味で、硬くて丈夫な物」を表しています。

まあ、堅い話はこの程度にしておきましょう(笑)

じゃ。

また!

重たいハサミの活かし方

 

 

さて問題です。

この箱の中には何があるのでしょうか?

1.ダイヤモンドの指輪

2.ショートケーキ

3.出川哲朗

重たいハサミの活かし方

 

こんにちは

オオタです。

上の質問で、3と答えたアナタ。

好きです!お友達になって下さい!

さ、

て、

重たいハサミって、人気がありません。(オオタのイメージ)

後悔率が高い気がします。

無理して使うこともないです。

が、

しかし、

そんな重たいハサミでも、

より適した使い方があるかもしれません。

こんな感じで使ってみてはいかがでしょうか?

提案1.厚切り用
比較的パワフルなハサミです。
カットする時間をあまり取ることができない場合、
厚切りでバシバシと行くのにいいと思います。

提案2.スライド用

重めの幅広のハサミなので、上から下にスライドさせるのに
向いています。
今回の刃付けはオーソドックスにしましたが、よりスライドしやすい
刃付けにするとすべる感じが心地いいと重います。

提案3.筋トレ用

真面目に筋肉をつけるためにはいいですね。
ただ、40過ぎて、なって筋トレをすると、命取りです(笑)
繊細な仕事をさせようとすると、重めだと不向きです。

じゃ。

また。

落としたり硬いものをはさんだりしていないのに欠ける

妻「アナター!早く早く!」

夫「かあさん、今日は大量だ!」

警察「待て~。」

クリスマス

こんにちは

オオタです。

私の好きなサンタさんは、ミニスカサンタです。

赤いブーツもいいですね!

さ、

て、

『落としたり硬いものをはさんだりしていないのに欠ける』

と言う方がいらっしゃいました。

実際にそのハサミはご指摘の通り、刃にカケがありました。

もし、メモが入っていなければ、落としてしまったのだろう、、、という
レベルの刃のかけでした。

刃こぼれについて、

たしかに「何もしていないで普通に使っているだけで、

刃がこぼれてしまった」ということも聞くことがあります。
そんなことが実際にあるのでしょうか?

あまり考えにくいことですが、

仕事の道具として、毎日過酷な使用環境を考えれば、

可能性がないとはいえません。

ただ、その原因が何かは、はっきりさせるのが難しいです。

下記に刃こぼれを起こしやすい注意事項としてまとめました。

ハサミの刃の状態にも関係がありますが、
もう一度、復習の意味で考えてみましょう。

ハサミが刃こぼれを起こす原因

1.落とす。

2.硬いものをはさむ、ぶつける。
・ホコリやゴミのついた硬い毛
・毛にはさまっている小石
・くし
・台

・腰にさすシザーケースへの出し入れのタイミング

↑↑↑入れるときに他のハサミにぶつけてしまうとか、、

3.置き方
・開いて置く(上の刃の重みで下の刃を傷つけます)
・開いた状態でその上に何かを置く
・腰にさすシザーケースに刃先が開いたまま入れる

4.押切のクセ
・押切をすると刃の状態により刃こぼれします。
・ネジを緩めで使うと刃こぼれしやすいです。

5.ハサミの鋼
・ハサミの鋼自体が、弱くなっている。
例えば、サビが進行していると、ボロっと崩れます。
あきらかなサビの場合、ぼろっと崩れますが、その手前のサビの場合も崩れるようになります。

じゃ。

また!

 

刃と刃のすき間に毛が入る原因

「はるかちゃん。

お医者さんごっこやろー。

おっきいお注射しましょうね。」
刃と刃のすき間に毛が入る原因
こんにちは

オオタです。

綾瀬はるかと、どんな変態お医者さんごっこができるか、思案中(笑)

さ、

て、
「突然、

刃と刃のすき間に毛が入るようになり具合が悪くなった 」

というハサミを拝見させていただきました。

このような状態に

なりやすいケースは、

ネジが緩いことが考えられます。

というか、ネジが緩いためにそうなります。

特に

ソリやヒネリが弱いタイプのハサミはなりやすいです。

メーカーで言うと、、、

ミで始まる会社とか、

サで始まるところとか、

ですね。

(営業妨害になってしまいますね)

ハサミの状態は、
特にネジがゆるいというレベルでは
ありませんでした。

開閉の動きがスムーズな反面、ソリやヒネリは弱めでした。

あきらかに
原因を特定できるようなハサミの異常な点を
見つけることはできませんでした。

ただ、一点、少しだけ気になる点がありました。

(ホントに少しだけです)

それはハンドルが僅かに曲がっていました。

ハサミを平らのところに置いた時、ハンドル部分が山になるような曲がり方です。

この状態ですと、押切の反対の引き切りの動きになりやすいです。

(閉じる時、親指を手のひら方向への動きです)

実際に引き切りの動きだと、刃と刃のすき間に毛が入るように切れませんでした。

ハサミの使い方にクセがあると、切れる切れないが安定しないですね。

ちなみに普通に使用していて曲がるようなことはありません。

もともと新品の頃から曲がっているのもあります。

今まであったケースでは、

ハサミをバックに入れて、

その上に座ってしまったとか、

踏んづけてしまったということで、

曲がったハサミを直したことはあります。

はるかりん。じゃあ。また!

ハサミ「製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

 

「バナナみたいな○○○が出たよぉ~」

、製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

 

こんにちは

オオタです。

(いきなり下ネタかいっ!)

そんなツッコミが聞こえて来そうですが、

鉄の話の続きです。

鉄のもとは、鉄鉱石で、船に乗って日本にやってくるという話でした。

ちなみに、

日本刀で有名な、玉鋼というのは、日本の砂鉄からつくられています。

根っからのメイドインジャパンということですね。

さ、

て、

海外からやってきた鉄鉱石は、

製鉄所に運ばれます!

鉄は重たいので、船が横付けできるくらい海の近くに製鉄所があります。

製鉄所の大きさは、東京ドームの約150個~260個分です。

よくわからないけど、馬鹿でかいということですね。

さ、

て、

船から鉄鉱石を降ろしました。

このとき、鉄鉱石の鉄って50%くらいで、ほかは不純物だそうです。

この不純物を取り除いて、鉄板にするのが製鉄所の仕事です。

で、

その後、鉄鉱石はコークス(石炭)や石灰を混ぜて溶かし、ペレット状のものにします。

そうすることで、不純物を取り出しやすくなります。

さらに、

これを大きな釜で溶かします。

ドロドロにします。

これを取り出して、大きい金塊みたいな形に固めます。

この金塊みたいな形を鉄板にしたり、鉄線にしたり、、、さらに加工します。

そして、

船に乗せて出荷されます。

この船は、

自動車メーカー行きもあるし

針金メーカーもあるでしょう。

刃物用材料メーカーへも行きます。

じゃ。

この辺で。

また!

 

ハサミと鉄

「最近、骨とご無沙汰です。ホネホネ・・・・」

鉄とハサミ

こんにちは

オオタです。

私は魚が苦手でした。

なぜなら、ホネが面倒だから。

高校の同級生の須賀くんは、魚が好きでした。

須賀くんに相談したら、

「オレもホネを取るの面倒くせーよ。食うのはホネごとだよ!」

って言っていました。

なるほど。と思ってやってみたら、おいしく魚を食べることができました!

ということで、

サンマを食べるときは、小骨ごと行きます。(笑)

まったくハサミとは関係ないですね!

さ、

て、

「ハサミって、鉄で出来ていますよね。そもそも、鉄って何ですか?」

 

ゴール前の確実なスルーパスレベルの質問ありがとうございます。

そもそもっていう疑問は、意外と難しいですね。

鉄って、硬い石の仲間?なんですかね。

鉄というのは、

鉄鉱石(てっこうせき)が原料です。

鉄鉱石という石です。

この石は日本ではほとんど取れないので、輸入しています。

おもに

・ブラジル

・オーストラリア

・インド

・南アフリカ

から、

海を越えて何カ月もかけて、

大きな船に乗ってやってきます。

そして、製鉄所で鉄になります。

「ところで、製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

という疑問が湧いてきました!

それは次回。

じゃあ。

また!

男性・女性の再来率について

街はクリスマス一色ですねぇ・・・・

(忙しくて街に出ていないけど、、) (笑)

再来率

 

再来率とか、、、

お店の運営で使う、

難しい言葉ですよね。

要するに、

新しく来たお客さんが、次回も来てくれたら、再来ですね。

で、

一度来てくれたお客さんが、どのくらいの確率でもう一度来てくれるか?って言う話です。

優秀な美容師さんの場合、この再来率というが高いですね。

どんどんリピートしてくれるお客さんが集まってきます。

で、

私は美容師さんと理容師さんと話す機会があるわけですが、

(当たり前ですが、、、)

この再来の考え方は、かなり違います。

理容の方は、

基本的に再来のお客さんだけです!

一度来てくれたら、死ぬまで来続けてくれる・・・・みたいなお客さんが多いです。

それこそ、高速飛ばして、毎月カットのために2時間、往復4時間かけて来てくれる・・・なんていう人も多いようです。

男性は「馴染みの店」が好きですね。

美容の方は、

そういうお客さんもいらっしゃるようですが、

いかにリピートしてくれるか?を考えているところが多いです。

それだけ、再来率を上げるのは難しいということなんでしょうね。

最近は、美容室=女性のみということもないでしょうが、

女性の方は気分転換が好きのようで、ヘアースタイル超えて、お店選びから気分転換をする方も多いようですね。

 

ハサミとは関係ない話だった・・・。じゃ、また。

美容師の寿命

 

「あ~、白鵬に勝てる気がする!」

寿命

こんにちは

オオタです。

「美容師さんに寿命があるのか?」

女性美容師さんには、ないと思います。

男性美容師さんには、・・・・・・

私はないと思います。

が、

あるという考えもあるようです。

その年齢が40歳だというひともいます。

実際に「オオタさん、オレ今度大きいハサミにするわっ!」と言って、

突然、

美容師さんから庭師(植木職人)になった方もいらっしゃいました。

正直に言います。

美容師さんで、年齢を重ねると、新規のお客さんが来なくなります。

当たり前と言ったら、それでおしまいですが。

実は、

20代のころは、

新しいお客さんが、毎日のように来ていた・・・

それが、

40代になると、

新しいお客さんが、月に2,3人になった。

という現象が起きます。

月2.3人だったのが、月20.30人になるのなら、いいかもしれませんね。

その逆は、厳しいですね。

20代の頃は、

新しいお客さんが来る代わりに、すぐ来なくなるお客さんも多いです。

40代になると、

新しいお客さんが来ない代わりに、長年通ってくれるお客さんが頼りです。

これって、

男性美容師さんも、女性美容師さんもあまり変わらないことかもしれませんね。

男性の場合、雇われていると他の若い美容師さんに指名とか売上とか抜かれると、プライドが傷つくかもしれませんね。

ちなみに、

男性美容師さんで、うまくやっている方は2パターンです。

ひとつは、オーナー業。

スタッフ教育とか、お店のことなどで、現場に立てないくらい忙しくなっているパターンです。

もうひとつは、コンサル業。

コンサル=相談って感じです。

つまり、お店に髪を切りに来てくれるわけではなくて、何か話をしに来るパターンです。

個人的な信頼関係がバッチリで、、、仕事の話とか、家族の話とか、、、

長い付き合いのお友達みたいな関係ですね。

他にもうまくやっている方はいらっしゃるとは思いますが、上の2つのパターンがいい感じです。

ってことで。

じゃ。

また。

 

 

ドライカットのハサミの刃付けは?

 

今一番いきたいところ。

淡路島。

以上。

淡路

 

こんにちは

オオタです。

深い意味はありませんが、

淡路島にスゴく行きたいです。

行ってどうするか?というと、

何も考えていませんが、なんとなく、

海の幸がうまいんだろうなあと思っています。

さ、

て、

ドライカットの刃付けですが、

すごく鋭くてカミソリみたいな刃付け

毛に刺さらないような、毛がすべる、刃に鋭さがない刃付け

があります。

昔は、

鋭い刃付けでスライドカットなどしていたそうです。

ジョリ、ジョリ、ジョリー!!!!!

豪快です。

見た瞬間、髪が悲鳴を上げているのがわかるほどです!

枝毛は避けられないでしょうね(笑)

今は、

鋭くない刃付けが多いと思います。

ハサミを開閉させながら、スライドさせていくようなカットです。

慣れないカットだと難しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

が、

「慣れると簡単。」

「慣れれば、問題ない」という声もよく聞くので、

練習をするということになるんですかね。

何事も、練習はひつようですね。

 

じゃ。また!

 

指掛け

「かぁ・めぇ・はぁ・めぇ・波~」

指掛け

 

こんにちは

オオタです.

 

指掛けです。

奥に

なんで、フリクションのボールペンが置いてあるかというと・・・

好きだからです。

という理由と、

もしかしたら、

実際の色と画像と違うと言うこともあると思って、、、

なんかの役に立つかもしれないという

思いつきです(笑)

私が美容師なら、5.5インチのメガネを選ぶと思う

「神様!

こんなにかわいい猿にしてくれてありがとう。

モテモテすぎて、ヒーヒーよ!」

こんにちは

オオタです。

もしサルに生まれ変わるなら、ゴリラがいいです。

黒光りしていて、強そうだから。

ニホンザルに生まれるなら、かわいいサルがいいですね。

オスどもを惑わさせる、魔性サルがいいですかね(笑)

さ、

て、

こんな鋏を造りました。

5.5インチのメガネのハサミです。

私のお客様にはいろいろな方がいらっしゃいますが、

わざわざハサミを送ってまで研いでもらいたいと思っている方とか、、、

わざわざインターネットで、いろいろ検索してよりよいハサミを探している方とか・・・

そんな方が多いです。

より勉強熱心で、向上心の高い方だと思います。

美容師さんに限定すると、

こだわりが強い方って、小さめのハサミが多い気がしてます。

(私のなかの感覚だけの世界ですが、)

で、

そんな方にお話を伺うと、

「ハサミと一体化したときが、気持ちいい」

そうです。

この気持ち良いというのは、思い通りに切れてくれるから、気持ちよく切れるということらしいです。

で、

まあ、

そんなハサミが作れて、

美容師さんに使ってもらえて、

楽しく仕事をしてくれたら、

それが自分にとってもいい仕事だと思いまして・・・・

ぜひともっ!という感じです。

それがこちら↓

 

じゃ。また。

はさみ職人宛のお客さまの声

 

爺「ほーら。ドラゴンボールだよ」

子「ちがうよ。ほしいのは、シェンロンのやつだよ!」

爺「???」

お客さまのこえ

こんにちは

オオタです。

今年の宝くじは、一等が10億円みたいですね。

10億あったら、何に使いますか?

ハサミ屋だから、モリブデンとかコバルトとかバナジウムとか・・・レアメタルでも買いますかね!

冗談です。絶対買わないけど(笑)

さ、

て、

今回研ぎのお客さまの声を頂いたので紹介させていただきます。

お客様の声決め手は個人でやっているところ」とのことでした。

ありがとうございます。

ハサミ屋さんは、一人でやっている私みたいなところと、、、

おおきな工場や従業員さんを抱えてやっていらっしゃるところがあります。

正直どちらがいいということはないのかもしれません。

やはり、

大きいところは、

それぞれの専門分野をもっていて、

一生懸命仕事をされていらっしゃるだろうし、

小さなところでも、生き抜くために必死ですからね。

とはいえ、です。

今回の美容師さんもおっしゃっていることですが、

愛情の掛け方は違うでしょうね。

大きいところは仕事量も多いので、それをこなすために多くの人がいます。

だから、「スタッフ募集」が必要ですね。

すると新聞の折込広告なんかに求人募集するわけです。

「理美容鋏の製造 9:00-16:00 50歳くらいまで。時給800円」

こんな折り込みをみたことがあります。

有名なメーカーさんです。

この求人でこられた方

愛情の掛け方ってどのくらい違いますかね。

ちなみに

私の場合、

時給はこの方よりも高いです(笑)

けど、

生活かけて、

人生賭けてますから・・・(笑)

ちょっと、

堅苦しかったですね。

まあ、

そんなこんなで。

じゃ。また!

 

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