切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 KITA KSS 32目オフセット


「オークションで買ったのですが、まったく切れません」とのセニングのご依頼を頂きました。
まったく、、、は大げさかもしれませんが、なかなかの強情者のセニングでした。

KITA KSS 32目オフセットを研ぎました

ハサミDATA

6.5インチのセニングです。
32目のフラット刃
棒刃は笹刃のハマグリ刃です。
普通のセニングは櫛刃は鈍角、棒刃は鋭角な刃付けになっていますが、これは反対です。
棒刃が鈍角、櫛刃が鋭角の刃付けになっていました。
ネジ
埋込タイプです。
ネジが緩みやすいタイプなので、馴染んだら緩みます。
そのときは、ご自分で締めるのをお勧めします。
ハンドル
オフセットです。
3Dタイプです。
立体的でもちやすいです。
が、セニングにこのタイプを使うと、刃と刃がケンカしやすいので、あまりお勧めできません。
押切をまったくしなければ、問題ないです。
そういった意味で、上級者向けと言えるかと思います。

はさみ職人's EYE

上にも書きましたが、とても特徴的なセニングです。

櫛刃が鋭いセニングが特徴的という意味です。

このタイプのセニングは、新品などはよく切れます。

でもね・・・

「すぐ切れなくなった」という声をよく聞きます。

それだけ使っているなかで、普通のセニングよりも、刃にダメージを受けやすいタイプと言えるようです。

また、刃付け次第ですぐ切れなくなります。

また、始めよく切れたけど、すぐ切れなくなったというケースもあります。

それだけ特徴的です。

できるなら、上手なハサミ屋さんを見つけて、その方に任せるといいと思います。

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