切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 BBC TR-25

事前にLINEでご相談をいただきました。

「切れるんだけど、切れ味が固すぎて、使えない。何とかならないか?」とのことでした。

写真を拝見して、考えられる原因は2つでした。

1.そもそも刃の形状が固い切れ味

2.カット率が高いため、より硬くなる

どうしたかというと・・・下に続く。

 

BBC TR-25を研ぎました

ハサミDATA

櫛刃:25目vvv 棒刃:直刃、ハマグリ刃
棒刃:はまぐり刃 直刃
ネジ
出っ張りタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

一般的にセニングの場合、

棒刃が、昔ながらの直刃(まっすぐ)だと切れ味が固いです。

このハサミもそうでした。

 

また、カット率が高い(40%以上)と切れ味が固めです。

このセニングもカット率が50%以上でした。

対策として、

櫛刃をフラットにしました。

こんな感じです。

えっ。

小さくて、見えない?

これでどうでしょう?

櫛刃のV溝がフラットになっていますね。

こうすることで、毛をつかむ本数が少なり、柔らかい切れ味になりやすいです。

当然カット率が下がります 。

さらに

刃付けを柔らかく切れるようにしました。