わたしがハサミに求めること。

わたしがハサミに求めること。

自分がはさみ職人である以上、
「切れる。」にこだわっていると思う。

こだわってしまうというか、まず第一に考えてしまうことだと思う。

この「切れる。」と言う意味はいろいろある。
(ちょっと、説明しにくいけど)

まずは、鋼材を活かす刃付け。

同じ銀色の鉄でも、
私から見ると全然違う。

爽やか君には爽やかに。
エレガントさんには爽やかではなく、エレガントな刃付けにする。

そうすることでハサミ本来の良さを引き出す。

そうすると、よく切れるのだ!!!

逆にそうしないと、切れるんだけど、何かが違う、、、というよく切れる(笑)

そして、もう1つ。
誰がどうやって使うかだ!

厳密言えば、
同じ髪を切る仕事なのに
理容師と美容師は求めるところが違う。

更に初級者とベテランでも違う。

なので、切れると言う感覚がそれぞれ違ったりする。

それをピンポイントで合わせていくのが、他の人には出来ない、私の、私らしい仕事なんだと思う。

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