研ぎ実績

光 c-evo

棒刃には刃がついていなくて、櫛刃の方に刃がついるから、抜けが良い!

というのが売りだと思います。

実際、どうなの?という質問があったとすると、

形状としては抜けがいいですが、注意が必要です。

それって、どういうこと?って話です。。

 

光 c-evoを研ぎました

ハサミDATA

櫛刃:31目 棒刃:はまぐり刃 笹刃
ネジ
埋め込みタイプ風ですが、ちょっと出っ張っています。
ハンドル
メガネ

はさみ職人's EYE

刃の部分が丸みを帯びていたり、

ネジのところもふっくらしていて、

ネジは宝石っぽくて、

白だからパールなのかな?

本物のパールならエレガントです。

指穴もシンプルではなくて、涙っぽい感じですね。

メガネは正刃でも、逆刃でも使えるのがいいです。

 

棒刃には刃がついていなくて、櫛刃の方に刃がついるから、抜けが良い!

というのが売りで、

実際、どうなの?って話と必要な注意ってどうなの?って話です。

 

棒刃に刃がついていない(棒刃が鋭くない)セニングについてです。

→刃なしと省略します。

棒刃に刃がついているセニングと比べてどうか?って話です。

→刃ありと省略します。

刃なしは抜くときに、棒刃に毛を押さえつける動きで抜くと、抜けが良いです。

ただ、ハサミを開いた状態で抜くと、刃なしも刃ありも同じです。

 

抜けがいい、悪いの大前提は、きちんと研がれているという点です。

使い込んでいるのであれば、刃ありだろうと、刃なしだろうとひっかかります。

そして、不十分な研ぎだったりすると、同じように刃ありだろうと、刃なしだろうとひっかかります。

 

恐らく、刃なしセニングで一番多いのが、

 

はじめはよく切れたけど、すぐ切れなくなる。

研ぎに出したら、すぐ切れなくなる。

 

です。

 

刃なしのセニングは、研ぐのにちょっとしたテクニックが必要です。

ちょっとしたことなので、そのテクニックを使えばいいんですが、それは経験が必要ので教えてもできないというか・・・そういうテクニックになります。

だから、メーカーに戻しても良くならないとか、逆に悪くなったとかっていう話を聞くことになります。

 

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