切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 JPSI 5.5インチ

美容師さんのハサミです。

「きれなくなってきたので・・・。」

とてもキレイにつかっていらっしゃいます。

きれいに擦り切れています。

ハガネの密度は粗い感じなんですが、とても硬いハガネです。

JPSI 5.5インチを研ぎました

ハサミDATA

ハマグリ刃の5.5インチ。

直刃ぎみ柳刃。

ハンドルは、左にずれたラクダオフセット。

ネジは、パネルのない自在ネジ。アソビの少ないタイプです。

ヒットポイントは、カチカチと音だしのタイプです。

はさみ職人's EYE

このハサミは、毛に負けることなく、パワフルによく切れるはさみです。

毛に負けることはあまりないとは思いますが、ハサミというのはお互いに刃と刃が擦れ合うため、相手の刃に負けてしまうことがあるものなんです。

これの擦れ合いに強いハガネの特徴を耐摩耗性と表現します。

よく切れるハサミです、耐摩耗性では「よい」です。

最近のハサミの傾向です。

ヒットポイントはカチカチと音が出るタイプです。

そのため「リズムが出てつかいやすい」というかたも多いかと思います。

その半面、ハサミとしてはダメージを受けています。

3年以上経つと、ネジ穴が広くなる場合があります。

今回のハサミも、僅かですがネジ穴まわりが大きくなっていました。

この穴は大きくなり始めると、より加速する感じがしています。

このハサミもちょっと心配になってしまいます。

もし、カチカチと音をさせたいのでしたら、はさみの寿命が短くなるということを覚悟してください。

とはいえ、1年や2年で、、、という話ではありません。5年とか・・・ですかねぇ・・・

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