切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 柊 HSG 7インチメガネR刃

「ひいらぎ」というブランドのハサミです。

今回は、カーブ(R刃)シザーについて質問をいただきました。

トリマーさんにとっては、使いやすいハサミだと聞きます。

今回の質問は、

■ハサミのクセ

■トリマーさんのハサミのハサミが質が悪いどうか

■カーブはさみ

について。

柊 HSG 7インチメガネR刃を研ぎました

ハサミDATA

【刃】7インチ。R刃(カーブ)

【ネジ】
パネルの出っ張りタイプ。キラキラがかわいいです。
【ハンドル】メガネ。
正逆使えるように両方に指掛けがついています。

はさみ職人's EYE

ハサミのクセ

(質問)

ブログでハサミの使い方でクセがあるハサミが出てきますが、私にはありますか?

(回答)

ブログを見てくださってありがとうございます。

変なクセは、ないですよ。

綺麗に使っていらっしゃいます。

 

 トリマーさんのハサミのハサミが質が悪いどうか

(質問)

トリマーのハサミなんて、質が悪いものと思っていますが、実際はどうなんでしょうか?

(回答)

そんなことないです。と言いたいところですが、以前はその通りでした。

最近は、みなさん、いいものを使う方が増えてきています。

正直15年くらい前は、?がよく頭に浮かびながら研いでいました。

不思議でした。

それは、私の感覚で切れないと感じるハサミでも、トリマーの仕事では切れてしまうのかも?という、?です。

 

 カーブはさみ

(質問)

カーブは個体差があるとのことですが、違いすぎなんじゃないですかね?

(質問)

おっしゃるとおり、カーブのハサミの個性は大きいと考えています。

長いハサミほど、その差は大きいですね。

更に細くなると、さらにその差は大きくなると思います。

豆知識

ハサミの場合の、この印字の意味をマニアックにディープにふかーく考えて見たいと思います。

328-1

上の段のJapan 440C。

これは、日本製?? 恐らく韓国製です。

440Cというのは鋼の名前です。

2段目のHSGというのは、品番ですね。

「-」の後に4桁の数字が続いていましたが、個別の番号かもしれないので消しました。

 

日本製??

というのは、恐らく日本製の鋼を使いましたという意味で、私には、日本製の材料(440C)を輸入して韓国で作りましたというふうに感じました。

韓国というのは、作りの雰囲気もそうなんですが、このブルーのネジがいかにも、その雰囲気だからです。

 

440Cというのは、鋼材の規格です。

たまにオークションで、「この材料は、最高級の最も固い鋼です」みたいに表現を見たことが有りますが、

実際はその逆です。

理美容のハサミの中では、柔らかい方の鋼です。

品質も悪いわけではないですが、日本のハサミの中では、安い方で、歴史がある材料です。

ちなみに、同じ440Cでも、加工の仕方(焼入れなど)でその差は大きいです。

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