研ぎ実績

ニワトリ FCX-650

今日のテーマは

Flat vs Convex

英語ですよ!
  ↑そんなの見ればわかる!
  ↓日本語にすると、

vsということで「平刃とハマグリ刃、どっちがどうよ!」って疑問に思っている方もいると思います。

「それって、オオタさんどうなの?」っていう話です。

 

ニワトリ FCX-650を研ぎました

ハサミDATA

はまぐり刃 段刃 柳刃
ネジ
埋め込みタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

FLAT CONVEXって書かれていますね。もしかして、この品名のFCX、FLATのFとCONVEXのCと×(かける)ってことでXなんですかね。

ニワトリさーん、教えてくださーい。

今の時代は、ハマグリ刃(コンベックス)が圧倒的に多いですね。

昔は段刃(フラット)が圧倒的に多かったです。

だからって、ハマグリ刃がいいとか、そんなことはないと思います。

毎日、いろいろなハサミを研いで、試し切りをしているんですが、意外と刃の形ではそれほど(いや全く)切れ味が変わらないです。

よく「ハマグリ刃だから、刃を鋭くできて、永切れして、力が強い」とか、

「剣刃だから、刃を鋭くできて、永切れして、力が強い」とか、

「昔のフラットだから、刃を鋭くできて、永切れして、力が強い」とか、

聞きます。

実際は誰がどう研ぐかで、かなり変わりますね。

あとは、作りですね。ソリの調子も大きいです。

その他に裏スキの精度やハンドルの大きさ、長さ、そして刃の太さなんかでも変わってきます。鋼材でも変わりますけど、それよりは誰がどう研ぐか、作りの方が影響がでやすいですね。

この辺は、いろいろな要素が混ざるのと、はっきりと判断できる経験豊富な人間も少ないので、なかなか難しい問題ですね。

おーー真面目になり過ぎた。

ちょっと早いけど、メリークリスマス!

配達に行ってきまーす。

 

コメント

コメントを投稿する

メールアドレスは公開されません。*は必須項目です。