切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 ZS U-58R

ZS U-58Rを研ぎました

ハサミDATA

R刃(カーブ)
5.5インチです。
ネジ
埋め込み。
2つ目の爪で開け締めするタイプです。
ハンドル
メガネ。
シンプルです。

はさみ職人's EYE

いきなり!

ですが、

正直、

カーブのハサミは切れません!

正直すぎですが、

コレに反論するひとはほとんどいないと思います。

でもね。

使い方次第!

で役に立つものです。

まず、

R刃(カーブ)の

3つの特徴を考えてみましょう。

1.力が伝わりにくく、毛が逃げやすい。

硬い毛は滑ります。

毛束を多いと滑ります。

2.まっすぐ切れない。

カーブしているから、当たり前ですね(笑)

3.すぐ切れなくなる

まっすぐな刃と比べると、作りがアバウトになってしまうからです。

一見、

この特徴=よくない点と

考えがちですが、

その反対を

考えると

いい面も見えてきます。

まず、

1.力が伝わりにくく、毛が逃げやすい。

であれば、

毛に対して

垂直に切る

ブラントカットは

不向きです。

しかし、

スライドカットなら

少し

毛が逃げたほうが

使いやすいです。

チョップカットでも

いいかもしれません。

2.まっすぐ切れない。

カーブしているから、

当たり前なんですが、

これもスライドカットなら、

問題ないですね。

チョップカットでも

問題ないです。

刈り上げには、不向きですね。

↑(出来るわけないだろ!)

(笑)

もしかしたら、

よく切れるハサミなら

襟つけとか

いいかもしれません。

それさえも切れないかも。

3.すぐ切れなくなる

これは、

仕方ないですね。

でも、

研げば

それなりに

切れるようになるので、

それはそれで、

いいのかもしれませんね。

ちなみに、

神奈川のお客様で

「カーブはオオタさんに切れない」って言われるけど、うちの仕事にはどうしても必要だから。

とおっしゃって、

こまめに研ぎに出される方がいます。

その理由を聞くと、

なるほど!という感じでした。

こういった

特徴を踏まえて

カーブ(R刃)の

ハサミに

あった使い方を

するといいですね!

僕の好きな

明石家さんまさんの

言葉で、

「個性死んじゃうよ」が

あります。

ハサミの個性を大切に個性を活かしましょう!

 

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