切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 TOKIO AC70SP

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「トリマーの鋏は質が良くない物が多い」という文面を見て、変に納得してしまったとのことです。

きっと感性が高い方なんだと思います。

一般的にトリマーさんのハサミはどんな感じのものなのか考えて見たいと思います。

TOKIO AC70SPを研ぎました

ハサミDATA

7インチオフセット

ハマグリ刃、柳刃。

ネジは、パネルの出っ張りネジ。

板バネとネジがブルーです。

ハンドルは、下にズレているオフセット。

はさみ職人's EYE

トリマーさんのハサミは質がよくないのか?

実は、トリマーさんのハサミは、年々良くなっています。

正直、10年前はかなり悪かったです。

(一般論です。当然、良いハサミを使っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。)

これは私の偏った意見かもしれませんが、
多くのハサミ屋さんはそんなふうに感じていらっしゃると思います。

なぜでしょう?

私が感じたのは、

動物を切るから、高価なものを使う必要がないから。

これは、あるトリマーさんが仰っていたのですが、人間ならともかく、いい道具を使う気にならないそうです。

カット料金が安いから。給料が安いから。

こんな意見を耳にすることもあります。

それはそれで、仕方がないことですね。

ただ、良いハサミを使って、いい仕事をするのは自分です。

いい仕事をすると、いいことがあるものですが・・・

悪いハサミしか売っていない。良いハサミを買うことができない。

もしかしたら、これが一番の原因かもしれませんね。

今回のハサミもそうでしたが、新品のときから切れなかったというのは、よく聞く話です。

できるだけ、安く作ろうとすると、どこか無理が出るものです。

研ぎについて

トリマーさん向けのハサミ研ぎで多いのが、手抜き研ぎです。

とりあえず、よく切れるようになるので、手抜きではないのかもしれませんが、手抜きです。

すぐ切れなくなるからです。

どのくらい手抜きかというと、美容室へ行って、スタイリング材をつけて、「ほーら、イメージが変わっ良かったね・・・・」くらいです。

この手抜き研ぎ、ひどくなければ、1丁5秒くらいです(笑)

やはり、心がないとハサミも応えてくれないものです。

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