切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 TIC SG70FX

「このネジは、ジカがきかない」と言われたそうです。

ジカというのは、理容師さんがよく使うジカバサミの省略ですね。

クシや手を使って毛を掴まないで、直接ハサミ切るカット技法ですね。

で、

私も、どちらかというと、そのタイプのネジだと思いました。

なぜ、そう考えるのでしょうか?

TIC SG70FXを研ぎました

ハサミDATA

7インチ。

オフセット。

剣刃

ネジは出っ張りタイプ。

ハンドルは、立体的なオフセットです。

はさみ職人’s EYE

はさみ職人's EYE

このタイプのネジは、アソビが大きいです。

アソビが大きいため、わずかに刃と刃がズレます。

ほんのわずかです。

きっと0.1ミリ以下です。

ですが、このわずかの差で、切れ味がよくなったり、そうでなかったりするのです。

きっと一般の人や、感性の鈍感なひとはわかりません。

ですが、このHPを見てしまうような、勉強熱心なアナタにはハッキリとわかるはずです。

どういったアソビかというと、

(写真は、わざとアソビを大きくされています。)

259-1

これでは切れませんね。

ネジのアソビをなくしました。

すると、このくらいまですき間が小さくなります。

259-2

これもわざと、対策前と同じ力で、すき間を大きくしようとしています。

基本的にネジにアソビは少ないほうが、力がロスすることがないので、良いハサミです。

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