切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 SGK SANWA 26目メガネ

三重県の美容師さんからのご依頼で

SGK SANWA 26目メガネを研ぎました

ハサミDATA

【サイズ】6インチ。

【ハンドル】メガネ。

【刃の刃線形状】
 くし刃:直刃
 棒刃:直刃

【刃の表面形状】
 くし刃:26目フラット(溝なし)、やや剣刃
 棒刃:やや剣刃

【ネジ】埋め込みタイプ。

【ハンドル】指穴と指穴が間が広めのメガネ

はさみ職人's EYE

よくお客様から「サンワって載せてないんですか?」と聞かれるので、コメントさせて頂こうと思います。

このハサミの大きな特徴は、ハサミの峰が少し削られていて、剣刃風になっている点です。

287-1

 

矢印のところをみてください。

峰の矢印のところが凹んでいます。

軽量化したみたいな削られ方です。

 

 

287-2

棒刃です。

矢印のところが削られています。

剣刃です。

 

剣刃はいいのか?

カットバサミの場合、良いか、悪いのか?と聞かれれば、「普通です。デザインが違うだけ」とお答しています。

セニングの場合はどうでしょうか?

正直、悪いものが多いです。

峰が薄く削られる分、力がなくなるせいか、毛に負けてしまうセニングが多いです。

始めはよくても、毛を引きちぎるような切れ方になり、次第に毛が折れて切れなくなります。

特に毛束を厚くとると切れないですね。

しかし、このセニングはそんな感じはありませんでした。

毛に負けている感じはありませんでした。

もしかしたら、峰を少し削った分だけ力がなくなっているのかもしれませんが、切った感じ違和感はありませんでした。

いいですね。

ちなみにこのセニングのカット率は10%くらいでした。

このくらいのカット率だとヌケが気になりやすいので、ヌケ重視の刃付けにしました。

リクエストがなかったので、私の好みです。

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