切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 SGK SANWA 6インチオフセット

三重の美容師さんからのご依頼です。第3弾。

SGK SANWA 6インチオフセットを研ぎました

ハサミDATA

【サイズ】6インチ。

【ハンドル】オフセット。

【刃の刃線形状】
 やなぎ刃

【刃の表面形状】
 剣刃風はまぐり刃

【ネジ】埋め込みタイプ。

【ハンドル】オフセット

はさみ職人's EYE

同じメーカーさんのハサミの第3弾目です。

パッと見た感じは、ごく普通の6インチのオフセットです。

よく見てもそれほど特徴はないのが特徴のハサミです。(笑)

シンプルですね。

ハサミを何千何万と見ると違いがわかる、、、、という超~マニアックな目線でチェックしてみます。

矢印の①から。

「Y」と刻印されています。恐らくこれはY型という意味かと思います。

いろいろなハンドルがあります。

例えば、作るときに「6インチの笹刃に、Yのハンドルをつけたヤツ」みたいな言うと工場内で、簡単にイメージの共有ができるものです。

289-1

②③は、削られています。

この部分に、指が当たる持ち方のひとにとっては、削れているのでフィット感が増していいですね。

こうして削られているハサミは意外と多いです。

そして次は、裏面です。

289-2

④ここも削られています。

②③の部分は持ちやすく感じる人がいるというのは想像がつきます。

この④の部分もそういった理由で削れているんでしょう。

この部分が削れているのは珍しいです。

そして、超~マニアックなポイント。

289-3

矢印に挟まれているところ。

うっすら黒くなっています。

これは、ソリが強くて、ひねりがしっかりとあり、かつ刃と刃の重なりが若干深いためにおきる痕です。

良いか悪いかと言えば、良いです。

きちんと作られています。

刃元から刃先まできちんときれるハサミです。

中島誠之助さんだったら、「いい仕事をしてますね~~」でしょう。

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