切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 NO.15 花蜻蛉 海老 (6.5インチオフセット)

ネジについて⑭

昔ながらのシンプルなマイナスネジですね。

シンプルなので、鋼材の話もちょっとしてみます。

 

NO.15 花蜻蛉 海老 (6.5インチオフセット)を研ぎました

ハサミDATA

段刃 太めの直刃
ネジ
埋め込みタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

昔ながらの「海老のはさみ」です。

日本のヘアースタイルを支えたといっても過言ではない「海老」ですね。

シンプルなマイナスねじです。

↓こちらが裏。動刃にネジ穴が切ってあります。

とてもきれいに使っていらっしゃるハサミです。

かなりきちんと手入れをされています。

が!

光っていなくて、黒づんでいるのは錆びです。

昔のハサミは、かなりきちんと手入れをしていても、このくらいは錆びています。

じゃあ?手入れしなければ?

真っ黒です。

表面だけ錆びていることが多いのが特長です。

なんで、研げば、そこそこ切れてしまうんですけど・・・

 

で。

昔のハサミの鋼の特徴は、

1.錆びる

2.すぐ錆びる

3.よく切れる

4.すぐ切れなくなる

です。

独特のよく切れる感じがするので、ハサミ大好き理容師さんにはたまらないでしょうね。