切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 MIZUTANI 360

「STELITE」と刃に彫刻されていました。

「ステライト」です。

MIZUTANI 360を研ぎました

ハサミDATA

6インチのオフセット。

刃は、両方とも剣刃の柳刃。

ネジは埋め込み系。

ハンドルはオフセット。

はさみ職人's EYE

カッコイイハサミですね。

刃は変形タイプの剣刃になっています。ハンドルは細身で長めです。そして立体的で・・・とてもかっこいいですね。

よく頑固系の職人さんが「かっこいいだけで、ハサミは切れるか?切れないかだ?」なんていうヒトもいます。

が、私もそう思わないことも無いわけですが、カッコイイハサミはカッコイイです。

さて。

ステライトというのは、刃の材料のことです。

いわゆる鋼ですが、厳密は鋼とはちょっと違います。

というのは、

一般的にハガネと言われてる金属は、磁石を付けると、くっつくります。

しかし、このステライトは磁石にはくっつきません。

だから、ハサミの鬼は、「ステライトは刃物ではない!」と言います。

 

磁石でつくか?どうかはハサミとしては、そんなの関係ないですね(笑)

 

このハサミはメーカーさんによると、「研ぐのが難しいので当社以外で研ぎをださないでください」とのことです。

私に研ぎを出してどうするんですか(笑)

そんな難しいというハサミ研がさせないでください(笑)

 

たまに、

「『このハサミはメーカーがうるさいから、他に研ぎに出さないでください』と言われているんですが、大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。

 

そんなとき、私の返事はひとつです。

「そのとおりです。メーカーに戻したほうがいいですよ。」

 

えっ!!って顔をされます。

「そのほうが安心ですよ」と。

 

とはいえ、

メーカーに戻すの面倒だったりするのかもしれません。

メーカーに出すより、オオタの方が信頼できるからとか、

メーカーに出してもそもそも、切れないとか、、、

新品のときから、イマイチだから・・・とか。

 

信頼頂けてうれしいです。

 

お客様と美容師さんに相性があるように、美容師さんとハサミ屋と相性というのもあるのかもしれませんね。

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