切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 KOUHO OS1笹刃メガネ

刃の幅が太くて、優しそうな笹刃のハサミです。

こういった形のハサミはブラントで切ると滑うのが難しいです。

しかし、上から下へのスライドカットなどは、その重みでスライドさせることができるのでやりやすいという声を聞きます。

今回。

スライドさせるひっかかるということです。

KOUHO OS1笹刃メガネを研ぎました

ハサミDATA

幅広の笹刃、ハマグリ刃
ネジ
埋込みタイプ
ハンドル
シンプルなメガネ

はさみ職人's EYE

スライドさせるとひっかかるということです。

なぜひっかかるのでしょうか?

それは刃が鋭いからです。

刃がカミソリのように鋭いため、毛に刺さることがあって、それがひっかかるという感覚になるという意味です。

ちなみに、カミソリの刃はハサミの刃よりも圧倒的に鋭いです。

ハサミはどうあがいてもカミソリに近づくことができないくらいです。

このような使い方をする場合の研ぎ方として、

刃を鋭くさせすぎないようにします。

そうすることで、毛に対して食い込むようなことがないので、ひっかかりにくいです。

さらに、

通常の刃付けだと毛が逃げて切りにくいです。当たり前ですが。

僕の場合、少しだけ毛が逃げにくいようにしています。そうすることで使いやすくなると考えるからです。

また、このハサミの使い方で押切のクセのあとがありました。

もしかしたら、「笹刃だから毛が滑るのはわかるんだけど、、、わかるけど、滑らないでくれ!」と言いながら切っているイメージがありました。

なので、毛が逃げにくいようにしました。

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