切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 koty NE-65

軽いハサミでした。

軽いハサミのいいところ。そうでないところ。

197

koty NE-65を研ぎました

ハサミDATA

6.5インチのオフセット。

刃は、段刃の柳刃。

ネジは出っ張り系。

ハンドルはオフセット。

コブつき。

写真の通り、刃先からネジの中心より下がっているハンドルです

。あるひとはヘネシータイプと呼んでいました。

はさみ職人's EYE

197-2

裏側 koty NE-65

このハサミの特徴のひとつは、軽いところです。

刃がうすい。(これは研ぎ込まれているのもあります)

ハンドルが華奢(きゃしゃ)です。

軽いハサミのいいところは、取り回しが楽だと聞きます。

例えば、シザーケースから取り出して、コームで毛をとかして、指穴に指を入れ、ブラントでカット・・・

こんな流れのとき、ちょっとしたブレが少なくて一連の動作をスムーズにできるそうです。

女性美容師さんから、わりとよく聞く、こだわりポイントのひとつです。

反面、デメリットもあります。

それはパワー不足です。

やはり薄く軽いとパワー不足になりがちです。

 

はさみにパワーがない分、手で余計な力が入ってしまうようです。

 

このハサミも典型的な押し癖のあとがありました。

これが続くと、「黄金の右手」を痛めることになってしまします。

もちろん、お客さんの毛に対しても問題ありです。

注意してあげてください。

※どのように注意すればいいかというと、切れなくなったら、無理せず、こまめに研ぐのが一番です。

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