切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 BLZ 575

スライドカット用ハサミの特徴について

BLZ 575を研ぎました

ハサミDATA

はまぐり刃 太めの笹刃
ネジ
埋め込みタイプ
ハンドル
シンプルなメガネ

はさみ職人's EYE

「スライドカット用」のハサミの特徴について

スライドカット用の大きな特徴として2つあります。

1.刃の形が笹刃

2.刃付けが鋭くない

です。

もう少し詳しくみていくと、

1.刃の形が笹

 

これは今回のハサミの刃のような形です。

ふっくらしているシルエットです。

もっとストレートにいうと、ぽっちゃりです。

芸人さんに例えると、渡辺直美です。

ふっくらしている刃だと、毛がすべる(毛がにげる)のでスライドしやすいです。

じゃあ!

普通のハサミだと毛が滑らないかと言うと・・・

刃元は毛が滑りやすいですね。

だから、普通のハサミで使うという方もいます。

2.刃付けが鋭くない

 

これはちょっと専門的な話になります。

鋭い刃付けというのは、

カミソリとか、カッターとか・・

とがっていて

毛に刺さるような刃です。

これだと、

たしかに

レザーカットのように使えそうなんですが・・・

実際は、

毛を傷めるだけ傷めて・・・・

お客さんは痛い目にあって、終わりです。

「あまりわかっていない美容師さんの仕事ですね」って書くと、昔だったら刺されたかもしれませんね。今なら大丈夫かな?

実際、カミソリレベルまで、刃を薄くすることが問題ないです。

が、

実際は

そんなに刃を薄くすると、

ハサミとしては機能しません。

・・・っていうか、カミソリ使えばいいですよね(笑)

実際のスライド専用の刃付けは、逆です。

ハサミの峰(刃の逆側)みたいします。

コームの背中みたいに、です。

触っても怖くないくらいです。

それだと毛をつかまず、毛が逃げてくれます。

あまりやりすぎると、

毛が逃げすぎて、全く切れません。

なので、

やりすぎないように・・・

いい感じを目指します!

ちなみに

最近はスライドカットするけど、あまり滑らないようにしてね!というリクエストも多くなってます。

ってことで。

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スライドカット用ハサミの特徴は2つ

1.刃の形が笹刃

2.刃付けが鋭くない

ってことでした。

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です。