研ぎ実績

m2 30目メガネ

もしかしたら、寿命かもしれません。

今回は大丈夫でしたが、大きな刃欠けができてたくさん削った場合、刃が閉じなくなりそうです。

それはなぜかというと・・・。

m2 30目メガネを研ぎました

ハサミDATA

6インチ。

メガネ。

クシ刃は、30目のW溝。

棒刃は笹刃の柳刃。

ネジは埋め込みタイプです。

ハンドルはラクダのメガネです。

はさみ職人's EYE

普通のはさみは、動刃と静刃を閉じると下記写真の○のところで閉じます。

275-1

ヒットポイントです。

そこで動刃と静刃のハンドルが当たります。

当たり前ですね。

いくら力を込めて閉じてもダメです。

では、もし、ここで↓当たってしまったら、どうでしょう?

275-2

ヒットポイントが当たらないでも、それ以上閉じることができません。

この部分がぶつからないように、えぐられているというか、削られています。

が、このセニングはちょっとその辺の削りが甘かったかもしれません。

現状、わずかにかすっています。

これ以上研ぐためには、改造が必要ですね。

とてもめずらしいケースです。

コメント

コメントを投稿する

メールアドレスは公開されません。*は必須項目です。