切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 心 SK2-630A

心って?

前回に続き、ネーミングセンスが光るハサミです。

今回は、彫刻の深さについて。

心 SK2-630Aを研ぎました

ハサミDATA

30W目 ハマグリ刃 笹刃
ネジ
埋め込みタイプ
ハンドル
シンプルなメガネ

はさみ職人's EYE

実は、ハサミの名入れてって特殊です。

普通の彫刻屋さんではやってくれないです。

何が特殊かというと、

硬い!

木なんかは柔らかいので彫刻刀などで簡単に彫ることができます。

そうそう、

ちなみにですが、ホームセンターに行くと、穴あけドリルが売られています。

見比べると、何に穴をあけるかで、値段が変わります。

柔らかい順番に、

1木材

2鉄

3ステンレス

です。

ハサミはステンレス刃物で、、、4とか5とかになりますが、ホームセンターでは売られていないです。

とにかく、

硬すぎるので、彫刻屋さんに「はさみに入れてほしいんだけど」と言おうとした瞬間断られます(笑)

で、

現在はレーザー彫刻が多いです。

レーザービームでハサミの名入れ部分を焼彫る感じです。

もちろん危険です!兵器になります!

ちなみに

このレーザー彫刻も

木など柔らかいものなら、問題ないのですが、

ハサミは硬すぎて、特殊なハイパワーのレーザー彫刻機が必要になります。

で、、

言いたかったのは、

このセニングは、レーザー彫刻ではなく、昔ながらの彫刻機で刻んだ名入れです。

ちょっと深いのが特徴です。

小さいドリルで穴を明けるように彫るイメージです。

技術としてはローテクですね。ですが、味わいがある!

と、いうことで、

心という彫刻された文字をみて、

めっちゃ、deepなことを考えたって話でした!