切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 ナルトシザー 6インチ(4)

「開閉がねちっこい」とのことです。

いったいどこが原因になっているんでしょうか?

ナルトシザー 6インチ(4)を研ぎました

ハサミDATA

6インチくらいのオフセットのカットシザース。

刃は静刃が剣刃。動刃はハマグリ刃の柳刃。

ネジは出っ張っています。

ハンドルは、中心線から左にずれたオフセット。

はさみ職人's EYE

開閉に違和感のある・・・というとき。

その原因は、いくつか考えられます。

それは、

 

ショクテンのところにほこりがあったり。

 この場合は、革で拭くと良くなりますね。

 指で拭いてもよくなることもあります。

 

刃こぼれがあったり。

 この場合は、研ぎですね。

 研いで刃こぼれを修正する必要があります。

 

ネジが悪くて・・・

というときもあります。

なにかしらの理由で開閉が硬くなることがあります。

そして、

今回は、

ヒットポイント

大半のヒットポイントにはゴムが使われています。

一口にゴムといっても、硬いものから柔らかいものがあります。

また、いろいろな色があったり、、、ネジ式だったり、圧入式だったり。

このハサミのヒットポイントはとても柔らかいです。

柔らかすぎて、夏だと溶けてしまうんではないか?と心配になるほど柔らかいです。

恐らく、経年変化のせいで、半分溶けていていました。

これが原因でガムのようにくっつく感じがしました。

こういったケースでは、ヒットポイント交換が一番です。

交換後、Very Goodになりました。

 

 めでたし。 (^.^)v

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