ハサミの好きな切れ味

「家政婦のミタです。

好きな食べものはバナナとイナゴとドングリです」

家政婦ハサミ

 

こんにちは

オオタです。

好きな食べものは、

バーミヤンの餃子と

王将の餃子定食です。

さらに、家で皮からつくった棒餃子は格別でした。

さ、

て、

好きな食べものはおいておいて、

今回は

完全にワタシの好みです。

私のハサミの好きな切れ味は、

柔らかい切れ味です。

刃中から刃先5ミリくらいまで、

やわらかーい感じで、

サクッと音を出しながら切れる感じがいいです。

そして、

刃先5ミリですが、

ここは優しく切れるというよりは、きっちり切れる感じがいいです。

しっかりと掴んで切り落とす・・・

そんな感覚があるといいです。

そして、

刃先一ミリは、毛がまったく逃げない・・・・

そのくらいしっかり切れると、

SO!GOOD!です。

で、

だいたい

こういう刃付けをすると、

好まれますが、

「刃先はいいんだけど、刃中が逃げる」というふうに感じるかたもいらっしゃいます。」

なので、

自分の好みはちょいと・・・置いておきます。

全体的にしっかりと切れる感じにします。

もし、

研ぎに出すとき、

リクエストをしてもいいところなら、

いろいろと好みをリクエストするといいと思います。

「切れないので、切れるように・・・」

というとわかりにくいかもしれないので、

「毛が逃げないようにしてほしい」とか

「柔らかく切れるのが好き」とか

「刃中は優しく、刃先はきっちり・・・」とか、

言いたい放題がいいですね(笑)

ハサミ屋さんの中には、

「おら。

そんなこと言われたこと、ねえべ!

そんなワガママいわんでけろ・・・・(泣)」

ということがあるかもしれません。

「何を言っていっているんだ!

オレの研いだハサミに文句あるのか?」

と逆ギレされるかもしれません。

まあ、そんな方とは距離をおきましょう。

ストレスになるので、できるだけ離れたほうがいいです。

刃付けって、

実はカットと同じくらい、いろいろ変えられるものです。

ズルズルに毛がすべるようにもできるし、

逆にぱっつんっ!って切れるようにも出来ます。

どれがいいのか?

それは使う人が決めるものだと思います。

なので、

どんどんリクエストして、

自分が使いやすいハサミで仕事をして下さい(^^)

じゃ。

また!

 

ハサミはどこで買うか?

 

男「アイス食べたんだ。100円貸して。」

女「108円じゃなくて、いいの?」

鉄の減量

 

たぶん、

この男子は、

アイスをコンビニではなくて、

スーパーで買うつもりだったんだと思います。

こんにちは

オオタです。

ハサミはどこから買うのがいいのでしょうか?

例えば、

・作っている職人さんから直接買うとか、

・ディーラーさんから買うとか、

・お店に売りに来てくれたハサミ屋さんから買うとか、

・ネットで買うとか、

・オークションで買うとか、

・友達から買うとか、

・先輩から強引に売られるとか(笑)

いろいろとあるわけです。

どのメーカーのハサミを買うか?ということと同じくらい大切なことだと思います。

よくありがちな話で、

買って新品の頃から

すでに

「切れる」気がしない・・・

見た目はキレイで新品だと思うけど、切れないというケースです。

この場合、

大抵のひとは買った人に

「これきれないんですけど・・・」という話になるとは思いますが、

そのとき

「買ったアナタが悪んですよ。

使ったんだから、返品とか交換とか言わないでくださいね。」

と言われるのか、

「それはすいませんでした。

ワタシの責任で交換させて頂きます。

使用不使用は問いません。

ご希望であれば返品対応もさせていただきます。

申し訳ございませんでした」

と言われるか、、、です。

 

買ってもすぐ捨ててしまうようなものでしたら、

どちらでもいいと思いますが、

仕事で使う大切な道具ですし・・・

この道具を使って、

お客さまから、お金をいただく・・・と考えると

責任ある人から購入したいものです。

はさみを選ぶときは、

ぜひ、

はさみを見ることも大事ですが、

どんな人から買うのか?

その窓口になってくれる人もよーく見て下さい。

じゃ。

また。

PS.冒頭の男子は、ガリガリ君を買うつもりだったのかもしれませんね(笑)

シザー 原価

彼氏のいない女の子へ

スキー場ではかわいさ、3倍。

ずっと見つめて、涙目を作れば、たいがいの男はおとせます。

やってみて!

 

1

 

こんにちは

オオタです。

「オオタさん、シザー 原価っていくらですか?

ご質問ありがとうございます。

ゲス野郎の質問ですね。(笑)

ハサミって、鉄からできているから、鉄鉱石の採掘の値段ですかね?

調べてみると、

近年、鉄鉱石の価格は下落の傾向です。

2015.10現在 1トン52.74ドルのようです。

わかりやすくするために、

四捨五入して1トン50ドルとしましょう。

1トンは1000キロだから、

1キロは0.05ドルです。

1ドル100円計算で、

1キロ0.0005円です。

ハサミってかなり重いのものでも100グラムはないと思いますが、

計算しやすいように100グラムだとして、

1キロは1000グラムなので

1丁の原価は、0.00005円です!

です。

安いですね!

1円あれば、20,000丁つくれます。

あっ。

忘れていました。

もともと鉄は、

地球に埋まっているもので、

それを掘っているだけだから、

原価はタダでした。(笑)

まあ、

そのタダの鉄の含まれた土を掘り出す人がいて、

それを船で日本に運び出す人がいて、

それを釜で高熱で溶かすひとがいて、

それを叩いたり、、、、混ぜたり、、、冷やしたり、、、

削ったり、穴をあけたり、、、磨いたり、、、、

そんな風にしてハサミができあがります。

そのハサミによって

日本のどこかの人が

かわいくなったり、

かっこよくなったり、、

魅力的になって、

愛の告白があったり・・・

愛の告白をしたり・・・

1

結果、

日本の少子化に歯止めがかかったり・・・

つまり、

日本の少子化は、ハサミによって食い止めるって言う話でした(笑)

じゃ。

また。

 

抜けのいいのと悪いセニング

 

「メリークリスマス!」

抜けおつかれ

こんにちは

オオタです。

今回はシンプルにオチなしのスタートでした。

これが

「看護婦さん、こんなに出ましたけど、大丈夫ですか?」

なんて書くと、

かなり怒られそうです。

(と言いつつ書いてしまった・・・)

さ、

て、

今回は抜けの話です。

頭から毛が抜けるのが、

トレンディーエンジェルのサイトウさんなら、笑いにできるでしょうが、

一般人にはきびしいものです。

セニングの抜けの話です。

まずは、この写真を見て下さい。

抜けのいいセニング

これはヌケがいいハサミです。

蛍光灯に当てたとき、

クシ刃の目のスキマからヒカリが見えますね。

このヒカリが多いほど、ヌケがいいです。

逆に

抜けの悪いハサミはこんな感じです。

抜けの悪いハサミ

これは抜けの悪いセニングです。

たまたま逆刃でした。

(正刃、逆刃は今回は関係ないです)

クシ刃の目のスキマからヒカリが見えますが、

こぼれるヒカリの量が少ないですね。

特に刃先なんて、、、

厳しいと思います。

ということで、抜けのいいセニングを作りました。

じゃ。

また!

 

ダマスカスシザーをご存知ですか?

「おにいちゃん。

今年は、僕のところにサンタさん、来るよね。

ハダカにエプロンのおねえちゃんサンタさんがいいんだけど・・・」

「お兄ちゃんも、信じているよ」

ダマスカス

 

 

こんにちは

オオタです。

僕は、ハダカでなくてもいいです。だから来てください(笑)

さ、

て、

ダマスカス鋼です。

そもそもダマスカスって、都市の名前です。

シリアです。

最近話題のイスラム国とか、ISとか、、、あのへんです。

ちなみに、

シリアという周辺地域って、

鉄の武器が初めて使われた「ヒッタイト」という民族が歴史的に有名です。

ある人が言っていたのは、

ダマスカスって、

積層が得意な鋼材メーカーさんが作っていて、

その鋼材をたまたまダマスカスって名づけたら、

派手な模様なので、ヒットしたんじゃない。

とのことでした。

理美容のハサミの“ダマスカス”ですが、

研いで思うのは、

正直、普通です。

見た目は綺麗な模様です。

研いだり切ったりするには、普通です。

でも、

それって、

言ってしまっては、

いけないことかもしれませんね・・・・

まあ、でも・・・ですね。

よく切れるハサミを探しているから、

ダマスカスは必須という考えで、

ハサミ探しはしないほうが良いハサミと出会うチャンスは広がると思います。

じゃ。

また。

ハサミは鉄からできている

 

「しんけん、

しらは 取りっ!はっ!」

真剣白刃取り

こんにちは

オオタです。

昨日はたこ焼きを作りました。

何個も食べていると、

たこ焼きのソースがしつこく感じるんですが、

で、ケチャップにしたり、マヨネーズだったり、お酢だったり、、、

いろいろ試しています。

さ、

て、

ハサミは鉄から出来ていますが、

その鉄について調べてみました。

鉄という字は、

正しくは、鐵と書くそうですね。

で、

これは

哉みたいな字 「切る」という意味

呈 「現れる」という意味

だそうです。

つまり、

切るとキレイに出てくる感じで、、よく切れる金属って言う感じですかね。

「金+岡」です。

岡は「堅い大地を意味で、硬くて丈夫な物」を表しています。

まあ、堅い話はこの程度にしておきましょう(笑)

じゃ。

また!

重たいハサミの活かし方

 

 

さて問題です。

この箱の中には何があるのでしょうか?

1.ダイヤモンドの指輪

2.ショートケーキ

3.出川哲朗

重たいハサミの活かし方

 

こんにちは

オオタです。

上の質問で、3と答えたアナタ。

好きです!お友達になって下さい!

さ、

て、

重たいハサミって、人気がありません。(オオタのイメージ)

後悔率が高い気がします。

無理して使うこともないです。

が、

しかし、

そんな重たいハサミでも、

より適した使い方があるかもしれません。

こんな感じで使ってみてはいかがでしょうか?

提案1.厚切り用
比較的パワフルなハサミです。
カットする時間をあまり取ることができない場合、
厚切りでバシバシと行くのにいいと思います。

提案2.スライド用

重めの幅広のハサミなので、上から下にスライドさせるのに
向いています。
今回の刃付けはオーソドックスにしましたが、よりスライドしやすい
刃付けにするとすべる感じが心地いいと重います。

提案3.筋トレ用

真面目に筋肉をつけるためにはいいですね。
ただ、40過ぎて、なって筋トレをすると、命取りです(笑)
繊細な仕事をさせようとすると、重めだと不向きです。

じゃ。

また。

落としたり硬いものをはさんだりしていないのに欠ける

妻「アナター!早く早く!」

夫「かあさん、今日は大量だ!」

警察「待て~。」

クリスマス

こんにちは

オオタです。

私の好きなサンタさんは、ミニスカサンタです。

赤いブーツもいいですね!

さ、

て、

『落としたり硬いものをはさんだりしていないのに欠ける』

と言う方がいらっしゃいました。

実際にそのハサミはご指摘の通り、刃にカケがありました。

もし、メモが入っていなければ、落としてしまったのだろう、、、という
レベルの刃のかけでした。

刃こぼれについて、

たしかに「何もしていないで普通に使っているだけで、

刃がこぼれてしまった」ということも聞くことがあります。
そんなことが実際にあるのでしょうか?

あまり考えにくいことですが、

仕事の道具として、毎日過酷な使用環境を考えれば、

可能性がないとはいえません。

ただ、その原因が何かは、はっきりさせるのが難しいです。

下記に刃こぼれを起こしやすい注意事項としてまとめました。

ハサミの刃の状態にも関係がありますが、
もう一度、復習の意味で考えてみましょう。

ハサミが刃こぼれを起こす原因

1.落とす。

2.硬いものをはさむ、ぶつける。
・ホコリやゴミのついた硬い毛
・毛にはさまっている小石
・くし
・台

・腰にさすシザーケースへの出し入れのタイミング

↑↑↑入れるときに他のハサミにぶつけてしまうとか、、

3.置き方
・開いて置く(上の刃の重みで下の刃を傷つけます)
・開いた状態でその上に何かを置く
・腰にさすシザーケースに刃先が開いたまま入れる

4.押切のクセ
・押切をすると刃の状態により刃こぼれします。
・ネジを緩めで使うと刃こぼれしやすいです。

5.ハサミの鋼
・ハサミの鋼自体が、弱くなっている。
例えば、サビが進行していると、ボロっと崩れます。
あきらかなサビの場合、ぼろっと崩れますが、その手前のサビの場合も崩れるようになります。

じゃ。

また!

 

刃と刃のすき間に毛が入る原因

「はるかちゃん。

お医者さんごっこやろー。

おっきいお注射しましょうね。」
刃と刃のすき間に毛が入る原因
こんにちは

オオタです。

綾瀬はるかと、どんな変態お医者さんごっこができるか、思案中(笑)

さ、

て、
「突然、

刃と刃のすき間に毛が入るようになり具合が悪くなった 」

というハサミを拝見させていただきました。

このような状態に

なりやすいケースは、

ネジが緩いことが考えられます。

というか、ネジが緩いためにそうなります。

特に

ソリやヒネリが弱いタイプのハサミはなりやすいです。

メーカーで言うと、、、

ミで始まる会社とか、

サで始まるところとか、

ですね。

(営業妨害になってしまいますね)

ハサミの状態は、
特にネジがゆるいというレベルでは
ありませんでした。

開閉の動きがスムーズな反面、ソリやヒネリは弱めでした。

あきらかに
原因を特定できるようなハサミの異常な点を
見つけることはできませんでした。

ただ、一点、少しだけ気になる点がありました。

(ホントに少しだけです)

それはハンドルが僅かに曲がっていました。

ハサミを平らのところに置いた時、ハンドル部分が山になるような曲がり方です。

この状態ですと、押切の反対の引き切りの動きになりやすいです。

(閉じる時、親指を手のひら方向への動きです)

実際に引き切りの動きだと、刃と刃のすき間に毛が入るように切れませんでした。

ハサミの使い方にクセがあると、切れる切れないが安定しないですね。

ちなみに普通に使用していて曲がるようなことはありません。

もともと新品の頃から曲がっているのもあります。

今まであったケースでは、

ハサミをバックに入れて、

その上に座ってしまったとか、

踏んづけてしまったということで、

曲がったハサミを直したことはあります。

はるかりん。じゃあ。また!

ハサミ「製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

 

「バナナみたいな○○○が出たよぉ~」

、製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

 

こんにちは

オオタです。

(いきなり下ネタかいっ!)

そんなツッコミが聞こえて来そうですが、

鉄の話の続きです。

鉄のもとは、鉄鉱石で、船に乗って日本にやってくるという話でした。

ちなみに、

日本刀で有名な、玉鋼というのは、日本の砂鉄からつくられています。

根っからのメイドインジャパンということですね。

さ、

て、

海外からやってきた鉄鉱石は、

製鉄所に運ばれます!

鉄は重たいので、船が横付けできるくらい海の近くに製鉄所があります。

製鉄所の大きさは、東京ドームの約150個~260個分です。

よくわからないけど、馬鹿でかいということですね。

さ、

て、

船から鉄鉱石を降ろしました。

このとき、鉄鉱石の鉄って50%くらいで、ほかは不純物だそうです。

この不純物を取り除いて、鉄板にするのが製鉄所の仕事です。

で、

その後、鉄鉱石はコークス(石炭)や石灰を混ぜて溶かし、ペレット状のものにします。

そうすることで、不純物を取り出しやすくなります。

さらに、

これを大きな釜で溶かします。

ドロドロにします。

これを取り出して、大きい金塊みたいな形に固めます。

この金塊みたいな形を鉄板にしたり、鉄線にしたり、、、さらに加工します。

そして、

船に乗せて出荷されます。

この船は、

自動車メーカー行きもあるし

針金メーカーもあるでしょう。

刃物用材料メーカーへも行きます。

じゃ。

この辺で。

また!

 

ハサミと鉄

「最近、骨とご無沙汰です。ホネホネ・・・・」

鉄とハサミ

こんにちは

オオタです。

私は魚が苦手でした。

なぜなら、ホネが面倒だから。

高校の同級生の須賀くんは、魚が好きでした。

須賀くんに相談したら、

「オレもホネを取るの面倒くせーよ。食うのはホネごとだよ!」

って言っていました。

なるほど。と思ってやってみたら、おいしく魚を食べることができました!

ということで、

サンマを食べるときは、小骨ごと行きます。(笑)

まったくハサミとは関係ないですね!

さ、

て、

「ハサミって、鉄で出来ていますよね。そもそも、鉄って何ですか?」

 

ゴール前の確実なスルーパスレベルの質問ありがとうございます。

そもそもっていう疑問は、意外と難しいですね。

鉄って、硬い石の仲間?なんですかね。

鉄というのは、

鉄鉱石(てっこうせき)が原料です。

鉄鉱石という石です。

この石は日本ではほとんど取れないので、輸入しています。

おもに

・ブラジル

・オーストラリア

・インド

・南アフリカ

から、

海を越えて何カ月もかけて、

大きな船に乗ってやってきます。

そして、製鉄所で鉄になります。

「ところで、製鉄所で、どうやって鉄にするんだ?」

という疑問が湧いてきました!

それは次回。

じゃあ。

また!

男性・女性の再来率について

街はクリスマス一色ですねぇ・・・・

(忙しくて街に出ていないけど、、) (笑)

再来率

 

再来率とか、、、

お店の運営で使う、

難しい言葉ですよね。

要するに、

新しく来たお客さんが、次回も来てくれたら、再来ですね。

で、

一度来てくれたお客さんが、どのくらいの確率でもう一度来てくれるか?って言う話です。

優秀な美容師さんの場合、この再来率というが高いですね。

どんどんリピートしてくれるお客さんが集まってきます。

で、

私は美容師さんと理容師さんと話す機会があるわけですが、

(当たり前ですが、、、)

この再来の考え方は、かなり違います。

理容の方は、

基本的に再来のお客さんだけです!

一度来てくれたら、死ぬまで来続けてくれる・・・・みたいなお客さんが多いです。

それこそ、高速飛ばして、毎月カットのために2時間、往復4時間かけて来てくれる・・・なんていう人も多いようです。

男性は「馴染みの店」が好きですね。

美容の方は、

そういうお客さんもいらっしゃるようですが、

いかにリピートしてくれるか?を考えているところが多いです。

それだけ、再来率を上げるのは難しいということなんでしょうね。

最近は、美容室=女性のみということもないでしょうが、

女性の方は気分転換が好きのようで、ヘアースタイル超えて、お店選びから気分転換をする方も多いようですね。

 

ハサミとは関係ない話だった・・・。じゃ、また。

美容師の寿命

 

「あ~、白鵬に勝てる気がする!」

寿命

こんにちは

オオタです。

「美容師さんに寿命があるのか?」

女性美容師さんには、ないと思います。

男性美容師さんには、・・・・・・

私はないと思います。

が、

あるという考えもあるようです。

その年齢が40歳だというひともいます。

実際に「オオタさん、オレ今度大きいハサミにするわっ!」と言って、

突然、

美容師さんから庭師(植木職人)になった方もいらっしゃいました。

正直に言います。

美容師さんで、年齢を重ねると、新規のお客さんが来なくなります。

当たり前と言ったら、それでおしまいですが。

実は、

20代のころは、

新しいお客さんが、毎日のように来ていた・・・

それが、

40代になると、

新しいお客さんが、月に2,3人になった。

という現象が起きます。

月2.3人だったのが、月20.30人になるのなら、いいかもしれませんね。

その逆は、厳しいですね。

20代の頃は、

新しいお客さんが来る代わりに、すぐ来なくなるお客さんも多いです。

40代になると、

新しいお客さんが来ない代わりに、長年通ってくれるお客さんが頼りです。

これって、

男性美容師さんも、女性美容師さんもあまり変わらないことかもしれませんね。

男性の場合、雇われていると他の若い美容師さんに指名とか売上とか抜かれると、プライドが傷つくかもしれませんね。

ちなみに、

男性美容師さんで、うまくやっている方は2パターンです。

ひとつは、オーナー業。

スタッフ教育とか、お店のことなどで、現場に立てないくらい忙しくなっているパターンです。

もうひとつは、コンサル業。

コンサル=相談って感じです。

つまり、お店に髪を切りに来てくれるわけではなくて、何か話をしに来るパターンです。

個人的な信頼関係がバッチリで、、、仕事の話とか、家族の話とか、、、

長い付き合いのお友達みたいな関係ですね。

他にもうまくやっている方はいらっしゃるとは思いますが、上の2つのパターンがいい感じです。

ってことで。

じゃ。

また。

 

 

ドライカットのハサミの刃付けは?

 

今一番いきたいところ。

淡路島。

以上。

淡路

 

こんにちは

オオタです。

深い意味はありませんが、

淡路島にスゴく行きたいです。

行ってどうするか?というと、

何も考えていませんが、なんとなく、

海の幸がうまいんだろうなあと思っています。

さ、

て、

ドライカットの刃付けですが、

すごく鋭くてカミソリみたいな刃付け

毛に刺さらないような、毛がすべる、刃に鋭さがない刃付け

があります。

昔は、

鋭い刃付けでスライドカットなどしていたそうです。

ジョリ、ジョリ、ジョリー!!!!!

豪快です。

見た瞬間、髪が悲鳴を上げているのがわかるほどです!

枝毛は避けられないでしょうね(笑)

今は、

鋭くない刃付けが多いと思います。

ハサミを開閉させながら、スライドさせていくようなカットです。

慣れないカットだと難しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

が、

「慣れると簡単。」

「慣れれば、問題ない」という声もよく聞くので、

練習をするということになるんですかね。

何事も、練習はひつようですね。

 

じゃ。また!

 

指掛け

「かぁ・めぇ・はぁ・めぇ・波~」

指掛け

 

こんにちは

オオタです.

 

指掛けです。

奥に

なんで、フリクションのボールペンが置いてあるかというと・・・

好きだからです。

という理由と、

もしかしたら、

実際の色と画像と違うと言うこともあると思って、、、

なんかの役に立つかもしれないという

思いつきです(笑)

私が美容師なら、5.5インチのメガネを選ぶと思う

「神様!

こんなにかわいい猿にしてくれてありがとう。

モテモテすぎて、ヒーヒーよ!」

こんにちは

オオタです。

もしサルに生まれ変わるなら、ゴリラがいいです。

黒光りしていて、強そうだから。

ニホンザルに生まれるなら、かわいいサルがいいですね。

オスどもを惑わさせる、魔性サルがいいですかね(笑)

さ、

て、

こんな鋏を造りました。

5.5インチのメガネのハサミです。

私のお客様にはいろいろな方がいらっしゃいますが、

わざわざハサミを送ってまで研いでもらいたいと思っている方とか、、、

わざわざインターネットで、いろいろ検索してよりよいハサミを探している方とか・・・

そんな方が多いです。

より勉強熱心で、向上心の高い方だと思います。

美容師さんに限定すると、

こだわりが強い方って、小さめのハサミが多い気がしてます。

(私のなかの感覚だけの世界ですが、)

で、

そんな方にお話を伺うと、

「ハサミと一体化したときが、気持ちいい」

そうです。

この気持ち良いというのは、思い通りに切れてくれるから、気持ちよく切れるということらしいです。

で、

まあ、

そんなハサミが作れて、

美容師さんに使ってもらえて、

楽しく仕事をしてくれたら、

それが自分にとってもいい仕事だと思いまして・・・・

ぜひともっ!という感じです。

それがこちら↓

 

じゃ。また。

はさみ職人宛のお客さまの声

 

爺「ほーら。ドラゴンボールだよ」

子「ちがうよ。ほしいのは、シェンロンのやつだよ!」

爺「???」

お客さまのこえ

こんにちは

オオタです。

今年の宝くじは、一等が10億円みたいですね。

10億あったら、何に使いますか?

ハサミ屋だから、モリブデンとかコバルトとかバナジウムとか・・・レアメタルでも買いますかね!

冗談です。絶対買わないけど(笑)

さ、

て、

今回研ぎのお客さまの声を頂いたので紹介させていただきます。

お客様の声決め手は個人でやっているところ」とのことでした。

ありがとうございます。

ハサミ屋さんは、一人でやっている私みたいなところと、、、

おおきな工場や従業員さんを抱えてやっていらっしゃるところがあります。

正直どちらがいいということはないのかもしれません。

やはり、

大きいところは、

それぞれの専門分野をもっていて、

一生懸命仕事をされていらっしゃるだろうし、

小さなところでも、生き抜くために必死ですからね。

とはいえ、です。

今回の美容師さんもおっしゃっていることですが、

愛情の掛け方は違うでしょうね。

大きいところは仕事量も多いので、それをこなすために多くの人がいます。

だから、「スタッフ募集」が必要ですね。

すると新聞の折込広告なんかに求人募集するわけです。

「理美容鋏の製造 9:00-16:00 50歳くらいまで。時給800円」

こんな折り込みをみたことがあります。

有名なメーカーさんです。

この求人でこられた方

愛情の掛け方ってどのくらい違いますかね。

ちなみに

私の場合、

時給はこの方よりも高いです(笑)

けど、

生活かけて、

人生賭けてますから・・・(笑)

ちょっと、

堅苦しかったですね。

まあ、

そんなこんなで。

じゃ。また!

 

ハサミの硬さ

「君は、成功がほしいのかい?

教えてやろう。

まずは、あの教会に行って、財布の中身全部を寄付するんだ!

そして、貯金を全部おろして、年末ジャンボ宝くじを買うんだ!

10億円だ!」

 

鋏のネジ

こんにちは

オオタです。

宝くじは買いませんが、

もし、10億円あったら、ちょっと田舎の駅前のビルを買って、

家賃収入で南の島にもいこうと思います。

そのときは、ホームページでお知らせします(笑)

さ、

て、

買わないでどうやって、10億円手に入れるんだって話は置いておいて、、、、。

ハサミの鋼の硬さについてです。

ハサミの硬さって、実は厳密に言うと、いろいろな硬さあると思っています。

それは、

 

 

例えば、消しゴムと台所スポンジみたいな硬さです。

押しつぶした時、

消しゴムは少し凹みます。

スポンジはたくさん凹みます。

だから、消しゴムの方が硬いと言えます。

机の上で、それぞれをゴシゴシとこすったとします。

消しゴムは、削りかすが出て小さくなります。

スポンジは、削りかすはでません。小さくもなりません。

だから、スポンジの方が硬いってことになります。

あと、

ビール瓶とペットボトルの違いみたいなこともあります。

人の頭を殴った時、

ペットボトルよりビール瓶で殴った方が痛いです。

それはビール瓶の方が硬いからです。

では、

ハンマーで、

ペットボトル、ビール瓶を叩いたらどうでしょうか。

ペットボトルは何ともありません。

ビール瓶は砕けるでしょう。

この場合、ペットボトルの方が硬いということになるんでしょうか?

よくわかりませんが、

ペットボトルの方が粘るという性質があるということかと思います。

ハサミの鋼でも、

これらに近いような、、、“硬さの違い”があります。

じゃ。

また!

鋏のネジが緩むとき、どうすればいいか?

 

夫「おい、なつみ、今夜あたり、どうだ?」

妻「やだ~。お父さん、朝から。(笑)」

夫「おれは、今からでもいいぞ!」

鋏のネジが緩む

こんにちは

オオタです。

「オオタさん、そんなことを書いていると、お客さんなくすよ」

って言われることが・・・・たくさんあります(笑)

 

でも、

いいんです。

そのぶん、

冗談の通じる人と仲良くなれます。

 

さ、

て、

シモネタに走りつつあるって、話は置いておいて。

 

「鋏のネジが緩む」話です。

 

鋏のネジが緩むとき、どうすればいいか?

締めてあげてください。

自分で締めるんですよ。

まあ、お父さんとか、ダンナさんとか、屈強なお客さんでもいいですけど。

自分好みの硬さがいいです。

それでできるだけ硬めがいいです。

ちなみに

きつ過ぎて硬すぎると開閉で手が疲れやすいですね。

逆に、緩すぎのときは、開閉しやすいですけど、よく切れないし、切れなくなるのが早いです。

どっちを選ぶかは、あなた次第!

 

 

締めても、スゴク緩みやすいんだけど・・・・なんで?

って話です。

 

ハサミのネジが緩むパターンは、いくつかあります。

1.ネジ自体がバカになってしまった。

この場合はネジの交換が必要です。

「バカ」なんて、表現が、バカハラスメントだよ~。訴えてやる!でも、ネジが悪くなってしまったことをバカになると言うね。

 

2.そもそもハサミの造り自体に問題がある

これはネジも含めたハサミの作りです。

開閉するたびにネジが緩みやすいというハサミが実際にあります。

これは、イロイロと原因がありますが、ネジの所のアソビが大きすぎるのが一番の原因です。

ハサミ屋さんに相談しましょう。

 

3.ハサミが柔らかい

これはホント上級者向け。

ほとんどのはさみは、

使っていて馴染んでくると、ネジがゆるみます。

(正確には、ネジは緩まなくて、ハサミの刃が減るため、ゆるくなります)

普通のハサミは、

馴染むと、そこでそれ以上は緩まなくなります。

しかし、

例えば、昔の鋼などは、開閉のたびに刃がすり減りやすいので、より緩みやすくなります。

この場合は、小まめに締めて使うことになります。

ハサミが柔らかいというのは、ハサミの材質がすり減りやすいという意味でした。

 

「じゃ。なつみ。またね!」

 

文具 はさみ 研ぎ

 

高校の頃。

あのときのあまいできごと・・・

そんなことを思い出しそうな写真ですが、、、

逆に、くちびるの大人の雰囲気が気になる・・・・

文具 はさみ 硬い 錆

 

こんにちは

オオタです。

「文房のハサミを研いでください」

とはさすがに言われたことはないですが、

僕の文房具ハサミはよく切れます。

100円ショップのハサミです。

で、

あえて、

文房具ハサミをよく切れるようにするポイント!!をお伝えします。

 

油をさしてください。

そして、手を切らないように注意しながら、刃全体の汚れを拭きとってください。

テープの接着剤のあととか、、、サビとか、、、

いろいろとコベリついています。

開閉の感じが良くなって、

切れうようにはなりませんが、開閉がスムーズで使いやすくなります。

 

ち、

な、

み、

に、

刃を研ぐときは、表側(外側)からのみ、研いでください。

逆からやると、逆に切れなくなります。

あ、

と、

ハンマーで叩いて、

ソリをきっちりと出すといいです。

が、

普通のひとには難しいですね。

ここまでやると、

当然ですが、新品より圧倒的に良い感じなります!

が、

私がいうのも何ですが、、、

普通のひとがやっても

面倒くさいわりに、効果があいまいなので、、、、

うまくいかなくても、私のせいにしないでください。(笑)

じゃ。また。

美容師ハサミって何種類あるの?

 

「今年のお年玉の売上予定っと。

おばあちゃんは、たぶん1万円。

おじいちゃんは定年だって言ったから、1万円もらえるかな。

パパは、あたしに甘いから、5000円とケーキ。

ママは、お兄ちゃんの塾代とか言っていたし、どうかな。

たかじい。会社辞めったって言っていたし、もらえるかな?

みどりちゃん、最近彼氏と別れたみたいで、、、、どうだろう?」

 

美容師ハサミって何種類あるの?

 

こんにちは

オオタです。

そういえば、子供の頃はこんな感じでした・・・。

逆にそう思われていると思うと、、、大人って大変ですね!

さ、

て、

「美容師さんのハサミは何本持っているでしょうか?」

少ない人は、

学校で用意されたカットバサミとセニングの2丁。

多い人は、趣味半分で50丁とか、100丁とかですかね。

後輩に上げてしまって、メインの5丁とかの人もいると思います。

学校卒業して10年位の、、、店長さんとか、独立を考えているひととか、、だと

恐らく、5~10丁くらいだと思います。

ちなみに、

同じ学校卒業して10年位の方でも、独立とかあまり考えないタイプの方は少ないかもしれませんね。

じゃ。また!

両親が仕事をやめたら、お年玉ってあげるものだろうか?

セニングの使い方(正刃か逆刃か)

 

「あ”~ごくらく。ごくらく。」

セニング

こんにちは

オオタです。

ちなみに、

この猿は、

この露店風呂から出て、

あまりに寒さに風邪はひかないんでしょうか?

不思議です(笑)

さ、

て、

セニングで正刃と逆刃、、、両方とも良いような気がしますが、

どちらがいいでしょうか?

という質問があったとします。

その答えは、・・・・

1.優秀なハサミ屋の営業マンの答え

「正刃も、逆刃もそれぞれ違うので、両方あった方がいいですよ。

いろいろ便利ですし、両方買いましょう!」

2.無能な営業マンの答え

「正刃も逆刃も、どっちも一緒っすよ!

どっちでもいいんじゃないっすか?」

3.親切な営業マンの答え

「メガネを選ぶといいですよ。

普通に正刃で使っていて、

逆刃で使いたいときは、ハサミをひっくり返せばいいですから。」

 

 

セニングの選び方

 

ぶどうは、マスカット巨峰が代表的ですね。

この間には「甲斐路」があります。

 

ちなみに巨峰の親戚には、ちょっと小粒で種なしのベリーAと大粒のピオーネがあります。

もしぶどう狩りに行った時は、ピオーネがおすすめです。

すごくおいしいですよ。

選び方

こんにちは

オオタです。

「好きな食べ物は巨峰です」

が本当はピオーネです。

ピオーネと言ってしまうと、めんどくさい奴と思われそうなので、巨峰というようにしています。

さ、

て、

ぶどう選びではなくて、セニング選びです。

失敗しないであろう、セニング選びのポイントは、ズバリ切ってみる!です。

ある程度ハサミに詳しくなってくると、

自分が必要なカット率というのがわかってきます。

もし、初めての一丁だったりするのなら、、

または、メインとなる1丁なのであれば、

カット率 20-30%を選んでください。

そ、

し、

て、

切ってみましょう。

切って確認します。

そのときのポイントは、

1.ひっかからないか?

切れる切れないのチェックは当然ですが、たまにひっかかるセニングというのがあります。

造りが問題だったり、刃付が問題だったりしますが、、、

ひっかかるというのは、よくないですね。

2.縦切りをしてみる。

セニングは髪の毛と垂直に切るのが、ハサミとしてはいいです。

てきることなら、縦きりせず、横のみにするのがいいです。

しかし、実際はそうだと仕事にならないと思います。

最近はいろいろなセニングが出てきていますが、

意外と横はとても良くて、、、

縦は苦手・・・

というのが増えています。

その辺を是非チェックしてみてください。

もちろん、縦には使わないということであれば、

それはチェックしないでもいいですね!

じゃ。また。

 

 

 

ベアリングのハサミ

「なにそれ!

クマのリングって....

どんだけ、大きいんですか?」

ベアリングのハサミ

こんにちは

オオタです。

ベアリングのベアって、

熊という意味もありますが、(笑)

今回は「受ける」という意味の方です。

ベアリング=軸受と訳すようです。

そもそもベアリングというのは、ボールベアリングの省略です。

で、

ボールベアリングというのは、

ボールがコロコロと動くという特徴を利用して、

スムーズに動かせるための部品です。

なので、

その特徴は、「ボールが入っている」です。

ベアリングには小さいボールが入っています。

このボールが見えるものもあります。

見えないものもあります。

で、

このベアリングが入っているハサミがあります。

それがいいのか?っっていう話です。

「ベアング入りのハサミっていいのでしょうか?」

実はベアリング入のハサミって2種類あります。

一つは、スラストベアリングが入っているハサミ。

メリットは、開閉がスムーズです。

デメリットは、長いハサミほど力が伝わりにくいです。

もう一つは、ラジアルベアリングが入っているハサミです。

メリットは、なんとなく良い気がする(笑)

(実際の効果は薄いです)

デメリットは、錆びたら最悪!です。

ちなみにベアリングの入っているハサミの8割くらいはラジアルタイプです。

 

「ベアリング入りは、あまり良いことがない」という方もいらっしゃいます。

見た目は少しいいんですが、、、、。

好みってことになるんでしょうかね?

じゃ。また!

ティッシュが切れるハサミ

 

兄「昨日は原油相場ヤバイ、1億ぶっとんだよ!」

妹「えっ。ママに金にしなさいって言われてたじゃない。」

弟「にいちゃん。毎日100万くらいで、FXでコツコツがいいじゃないの。」

ママ「ママはレアメタルがいいと思うわよ。パナジウムとか。」

パパ「おいおい、うちは普通のサラリーマン家庭だぞ!!」

1

 

こんにちは

オオタです。

我が家には、普通の家庭の何倍もの鉄があります。

まあ、ハサミの形をしていますが・・・

さ、

て、

ハサミのキレ具合をチェックするのに、

ティッシュを切るという試し方があります。

・乾いたティッシュ

・濡れたティッシュ

です。

昔の理容師さんで、濡れたティッシュを切ってチェックするという人がいますね。

ハサミ研ぎ屋さんでもそういう人がいらっしゃいます。

でもね。

それって、あまり関係ないです。

濡れたティッシュが切れたら、それはそれで良い気がしますが、

実際に切る毛とまったく違いますよね。

濡れたテイッシュは、スゴイ柔らかくて、気をつけて持っても破けてしまうくらいだし、、、

髪の毛は、硬いし、ほとんどの場合、引っ張っても切れないでしょうし、、、、

切った感覚も違いますね。

だ、

か、

ら、

だまされないで下さい。

「ほーら。ティッシュが切れるから、このハサミは髪の毛もよく切れます!」

なんていう言葉は信じてはダメです。

ティッシュと毛はまったく違うからです。

ちなみに、

濡れたティッシュがよく切れるような刃付けって意外と簡単なんです。

少し刃を丸めにしておけば、よく切れるようになります。

実際に毛を切ると滑りやすいです。

思い当たることありませんか?

ハサミは毛をきるものです。

実際に毛を切ってみてチェックしましょう!

じゃ。また!

10年愛されるハサミとは

10年愛される

こんにちは

オオタです。

今回はまじめに。

当店の販売するハサミのコンセプトは「10年愛されるハサミ」です。

「それって、どういう意味?」

ですが、

読んだとおりの意味です(笑)

理容師さん、美容師さんにとって、ハサミって仕事道具ですが、

だいたい、家族や恋人よりも一緒にいる時間は多いです。

(えー。でもうちは奥さんといっしょだから...というケースは除く(笑))

そして、きっと一番長い時間触れていると思います。

もし、ハサミが人間だったら、長い時間ベタベタ・・・と

いくら仕事の相棒だとはいえ、恋人の何倍もベタベタしているということになるのでしょうね。

ま、

あ、

そんなハサミだからこそ、

ハサミを持つたびに、

「はさみちゃん、いつもいい仕事してくれて、ありがとう」っていいたくなるような、

そんなハサミがいいと思っています。

そして、

その関係が長く続いて欲しいと思っています。

その時間の目標が10年です。

実は、

もうご存知だとは思いますが、

私はいろいろなハサミメーカーのハサミを研がさせて頂いています。

正直、

???と感じるハサミも多くみます。

そういうハサミって、

使い勝手などをまったく気にしていないで、、

いかに安くつくるか、ということを考えて作ったハサミです。

そんなハサミだから、すぐ切れなくなるし、それ以前に少し持っただけで違和感を感じるものです。

例えば、

Aさん。

美容師さんで、

「うちは一日何人も切るし、仕事だから、しかたない。」

と考えて我慢してあまりよくないハサミを使っているとします。

逆に、

Bさん。

「このハサミ、サイコー、いい仕事してくれる。

手との相性がばっちり!」

そんなハサミと実際出会って、使っているとします。

値段はわかりませんが、きっとBさんの方が高価なはさみでしょう。

10年経って、

振り返って

どちらがいい人生を送れたのか・・・?

大袈裟ですが、、、

そう考えた時、

毎日感謝したくなるようなハサミと出会って、

もしイキイキと仕事ができるなら、

お客さんにもそんな雰囲気も伝わるし、、、

いい人生だと思います。

そんな人を応援したいと思って、そんなコンセプトでハサミをつくっています。

じゃ。また!

 

 

ハサミはあまり研ぎに出さないほうがいいか?

 

「だんだん、まぶたが重くなーる

だんだん、眠くなーる。

あたしに宝石を買ってあげたくなーる。

そして、全財産をあげたくなーる。」

 

研ぐ頻度

 

こんにちは

オオタです。

「魔性の女」いいですね!(笑)

生まれ変わったら、峰不二子みたいになってみたいです。

さ、

て、

「ハサミはあまり研ぎに出さないほうがいいか?」

という話です。

その理由はハサミが減るからだそうです。

ちなみに、

落としたりしないで、普通に使っていて

それで研いで小さくなったというのは、研ぐのが下手だからです。

正直そんな悪質な技術を持ったハサミ屋さんもいます。

(悪質な技術ですが、性格はいいというかもしれません)

さ、

て、

仮に、

ハサミの立場で一生新品の頃のままでいたいということなら、それもあります。

研がない方がいいでしょうね。

逆に、

切られる毛の立場(お客様の立場)ならどうでしょうか?

ボロボロのハサミで、毛を引きちぎるように切られて、

数日たつと毛先が枝毛になっていて・・・・

ということだと、問題ありですね。

研いであげたほうがいいと思います。

あなたは、どちらの立場に立って仕事をされていらっしゃるのでしょうか。

ちなみに

アナタの手の立場ですが、

小まめに研いであげて、よく切れるハサミを持たせたほうがいいです。

それは思い通りに切れるので、技術や能力を発揮させることができるからです。

また、切れないハサミだと、無理な力を入れることになります。

すると、変なクセがついたり、手を痛めたり、腱鞘炎になったり・・・

ハサミの寿命を伸ばすことが出来るかもしれませんが、

自分の手の寿命を縮めることになるかもしれません。

同じ「職人」の立場からすれば、

自分への投資として

ガンガン研ぎに出せばいいと思います。

ハサミも高価ですけど、自分の仕事への投資です。

100万円の車を買っても、その車は稼いでくれませんが、

ハサミに100万円を使えば、それなりに稼いでくれますよ。

悪いカットなら、失客するでしょう。

良いカットして、満足してもらえたら、お客さんはリピートしてくれるのだから。

そこに投資すれば、のちのち返ってくるものだと思います。

いや、

そこに投資して、

なんとしてでも、回収するように仕事をするべきかと思います。

じゃ。また!

ハサミ研ぎした後、あまり切らない方がいい?

 

「パパ、なんで、まゆと結婚してくれないの?

なんで、ママと結婚しちゃったの?

ママと別れて、まゆと結婚して!!!」

ハサミ研ぎした後余り切らない方がいい?

 

そんな風に娘に言われたら、、、、

「わかったよ。」っていう気持ちにもなるんだろうな・・・

こんにちは

オオタです。

今回は、

ハサミ研ぎした後、あまり切らない方がいい?」

というご質問です。

「研いだハサミがずーと切れる状態にしておきたい」

ということであれば、

使わないのが一番です。(笑)

あまり

切らないどころか、

まったく切らないと

ずっと切れる状態をキープ出来ると思います。

でもね。

そうすると、

ハサミいらないって話になりますね。

だから、どんどん使いましょう!

あなたのハサミは、

毛を切るための道具です。

ガンガン毛を切ってあげてください。

ただ、

注意事項というのはあります。

それは、

・いきなり厚切りしない。

・硬い毛は避ける

・セームでまめに拭く

です。

自動車の慣らし運転のようにハサミにも慣らし切りの期間があるといいです。

じゃ。また!

苅込鋏と理美容ハサミ

日本程嬰はさみ

こんにちは

オオタです。

苅込鋏ってご存じですか?

同じハサミでも、庭の植木を切るハサミです。

大きな柄がついていて、両手をつかってダイナミックに切るハサミです。

同じハサミでも理美容のハサミと全然違いますね。

何が違うかというと、まず繊細さが違います。

苅込鋏は勢い良く枝をきることができます。

理美容ハサミは、優しく柔らかく切れるのが好まれる方がおおいです。

材質ですが、

苅込鋏は比較的錆びやすいです。

理美容のハサミと比べて、

硬い鋼材ですが、恐らく理美容のハサミの方が少し硬いです。

また、

粗いです。

粗いというのは、粒子の細かさがアバウトという意味です。

スゴく極端に言えば、スポンジのようにスカスカしているような感じです。

逆に理美容のハサミは、きっちり目が詰まった文房具の定規のような感じです。

実際のところはよくわかりません。

ただ、

言えるのは、

研ぐとき、

苅込鋏はよく削れます。

理美容ハサミはよく削れません。

それだけ、硬くて密度が詰まっているからと感じています。

何でちがうのかなと考えた時

何を切るかで違うのかも?と思いました。

植木は大きくて硬めです。

毛は一本一本はとっても小さいですが、

もしも、木の枝と同じくらいの大きさなら、カッチンカッチンです。

そんなこんなで、いろいろ切るものによって道具も変わるっていう話です。

じゃ。

また。

 

 

刃物の職人

刃物職人

こんにちは

オオタです。

職業は、ハサミ職人です。

刃物の職人というと、実はいろいろといらっしゃいます。

まずは、鍛冶屋さん。

この仕事は、鉄を硬い鋼にする仕事です。

火を操り、硬い鉄をより硬く丈夫に作り替える仕事です。

刀鍛冶が有名ですね。

そして、上記写真のとおり、カンナもノミも金槌も・・・鍛冶屋さんがつくります。

ハサミも鍛冶屋さんが存在します。

とはいえ、工場の中で工業製品としてつくられています。

そして、研師。

刃付けをする人たちです。

硬くて丈夫な鋼を鍛冶屋さんが作ってくださって、

それを元に、キレイな形にしたり、鋭い刃をつけたり、磨いたりが仕事になります。

そして、使う人

実際に使う方も、刃物の職人さんです。

大工さん、調理師さん、、、そして、ハサミを使う理美容師さん、トリマーさんも職人さんになります。

ちなみに、

私は自己紹介するときに、「仕事は、はさみ職人です」と言います。

すると、

上記の通り、

刀鍛冶みたいな、赤い鋼をカチンカチンと叩く職人さん?と聞かれることがあります。

ハサミを研いだり作る人ですねと言われることもあります。

そして、「あっ美容師さんですか」と言われることも多々あります。

どれも、「はさみ職人」さんですね。

じゃ。また!

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