広島市の理容師さんのハサミから

こんにちは

オオタです。

今日は2/1は1/25着の広島のハサミから研がさせて頂きます。

特にリスエストはないんですが、刃の状態をみると、「すぐ切れなくなる。永切れすればいいんだけど・・」ということかもしれません。

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写真は別のお客様から研ぎ依頼メモです。

ハサミを拝見すると、まさにその通りで、ありがちなトラブルのひとつです。

その原因と対策を研ぎ実績の記事にしてみました。

こちらJ.A.HENCKELS TSB (7インチオフセット)です

 

兵庫県西宮市の美容師さんのハサミから

こんにちは

オオタです。

今日1/31は月食なんだって!9時頃、月がいつもとは違う色らしい!

1/24着のハサミから研がさせて頂きます。

刈り上げをしやすくしてほしいとのこと、毛が逃げると時間がかかって大変ですよね。

その辺、、重視して研ぎます!

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写真は、京都から奈良に行ったアヤちゃんから届いたハサミと一緒に入っていたもの。

ステキです!

なんか、こういう絵葉書にお手紙書けるのとか、、

こういう気遣いできる人って、ザ尊敬!です。

将来、田舎でカフェやるっておっしゃっていたので、そのときは多少遠くてもお祝いに行きたいです。

一緒に入っていた「柿もなか」

モナカの中に干し柿あんが入っていました。初めてです。

ほんのり上品な香りがあって、多少の歯ごたえを感じる干し柿のあん、さすが、京都の先輩の都です。「柿食えば、鐘が鳴る鳴り法隆寺」歴史の深さを感じさせてくれました。

おいしゅうございました。

ありがと!

仙台の理容師さんのハサミから

こんにちは

オオタです。

今日1/18は1/24着の仙台の理容師さんのハサミから研がさせていただきます。

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写真は幼いオオタ君がダウンを着ているイメージです(笑)

ハーフなんかい!というツッコミは置いておいて。

先週末は、ここ京都の田舎から東京に行ってきました。

大寒波が来ていて、東京は48年ぶりの寒さとのことでした。

で、

防寒バッチリの南極ダウン仕様で行ったわけです。

普段着ている、京都の田舎でもあったかダウンです。

が、

新幹線に乗るとダウンを来ている人がほとんどいませんでした。

東京駅に着くと、すんごい短いスカートで、これはわざとパンツ見せているなあというくらいのセクシーお姉ちゃんがいました。

「ああ、俺は田舎者なんだ!」という大都会の精神的な寒さに震えてきました(笑)

北九州のトリマーさんのハサミから

こんにちは

オオタです。

1/27は北九州市のトリマーさんのハサミから研がさせて頂きます。

胡蝶というブランドの7インチのハサミです。トリマーさんに人気のあるハサミですね。

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実は僕のケータいはiphone-xです。

でもね。

「ケータイはマナーモードにするか、電源をお切りください」っていうとき、つい最近までマナーモードにできなかったんです。

ついでに電源を切るのもできませんでした。

なので、

ひたすら、

電話よ!鳴らないでくれ!とお祈りしてました(笑)

この願い、意外と通じるものです(^^)

千葉県市川市の美容師さんのハサミから

こんにちは

オオタです。

本日1/26は1/16着の市川の美容師さんのハサミから研がさせて頂きます。

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写真のハサミはうちのハサミです。

ポイントはネジです。

同じハサミですがネジだけ違います。

左のハサミは埋込タイプ。

出っ張りがないぶん、シザーケースので仕入れがしやすいです。

デザイン的にすっきりしているのもいいですね。

右のタイプは出っ張りタイプ。

自在ネジと呼ぶこともあります。

自分で自分の好きな硬さに自由自在に調整できるという、自在ネジです。

どちらかを選ぶことができます。

ガンダムとお好み焼きとハサミ

こんにちは

オオタです。

写真はお好み焼きのジオン公国のもの。

ガンダム好きなお好み焼き屋さんです。

突き抜けてます。

ガンダムが好きかというとそれほどでもない、、、です。

がしかしっ、ガンダム好きは好きです。

ぶっ飛んでいるところが好きです。

さて

今日1/25は1/15着の島根の理容師さんのハサミから研がさせて頂きます。

この方もガンダム好きです(^^)

父へ

こんにちは

オオタです。

今日1/23は1/12着のハサミから研がさせて頂きます。

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父が死んじゃいました。

他界したとか、そんな言葉でやんわり伝えるのが大人というものです。

が、

自分の父親となると、

あまりに近い存在なので、他界なんていう言葉は遠すぎます。

死にました。

80歳です。

前日まで元気でした。

何か病気を持っていて、薬を飲んでいて、、、というわけではありませんでした。

ヒザが痛くて、コシが痛くてとか、風呂上がりに心臓がバクバクいうとか、、そんなことはありましたが。

とにかく医者がキライで、若い頃は自分で歯の治療をしたそうで、、、歯に普通の傷薬オロナイン軟膏を塗ったとか、、、ウケます。

医者からは、不明だけど、脳というよりは心臓のほうじゃないかなと言われました。

病院行って精密検査とか受けると、もう少し長く生きたと思います。

大きな病気もしたことがなかったしね。内臓は元気でした。

でも、まあ、医者嫌いだし、しょうがないですね。

「医者に行くんだったら、死んだ方がマシだ」みたいなひとでしたから。

もし、30代とか、40代だったら突然死ってことになると思いますが、80歳なんで、突然だったけど、天寿をまっとうしたと思っています。

悲しいけどね。

振り返ると、僕にとっての父は、単にうるさいオヤジでした。

子供のころから、「勉強しろ。本を読め。大学に行け!」とよく言われました。

言われるたびに、怒りとか反発とか、、、そんな感じでした。

そういう父の本を読んでいるところを見たこともないし、勉強なんて想像もつかない。

本人は長野の高校を卒業して社会に出たんですが、学歴コンプレックスみたいなのがあったのかもしれませんね。なので息子には大学に行ってほしいと思っていたのかも。

(何となく、洗脳されたオオタ少年は、大学に行きましたが。)

〇〇しろ!

と自分のことは置いておいて、偉そうに言うのが家族には不評でした(笑)

特に母親や妹とは反発は大きいものでした。

会えばケンカみたいな、、、状態で。

僕にとっても反面教師でした。

が、ここ数年は、父のそんな行動も理解できるようになってきたように思います。

いろいろと問題のある父でしたが、僕にとっては唯一の存在で。

孫たちにはいつも遊んでくれて、やさしくて好評でした。

通夜の時も号泣している孫を見て、義母が「私も死んだら、あのくらい泣いてくれるといいんだけど」とうらやましがるほどでした。

父はとても手先が器用な人でした。

我が家の神棚も父に作ってもらいました。

今、こうして、ハサミ屋として、はさみ職人としてやってこれたのは、父からDNAが関係しているんだと思います。感謝です。

数日前元気だった人が心臓が止まって、冷たくなって、焼かれて、骨になって、、

そうなったら、魂はどこに行くんでしょうか?

まあ、もし会って話す機会があっても、話すことはないですけどね。

いざっていうときは背中を押してもらいたいし、いい感じの守護霊になって見守ってほしいです(笑)

身勝手かな。

まあ、死んでも、どっかで元気にいてほしいですね(笑)

おっさんレンタル、おっさんハサミ

こんにちは

オオタです。

あまり自覚のないオッサンです(笑)

面白いサイトを発見しました。

おっさんレンタル

おっさんレンタルです。

一時間1000円でレンタルできるそうです。

レンタルして、

相談事を聞いてもらうとか、

タバコを買ってきてもらうとか、

半分冗談みたいなものらしいです。

ただし、ボディタッチはNGだそうです(笑)

 

紹介文を読むと、

会社経営者だったり、便利屋さんだったり、会社員だったり、、、

面白いので、今度レンタルしてみようと思います(笑)

話し相手になってもらおうかな。

 

さ、

て、

今回は、「おっさんハサミ」について・・・

 

オッサンと言っても、

いろいろなオッサンがいるわけですが、、、

仮に、ベテランの男性理容師さんとしましょうか。

 

ベテランの男性理容師さんのハサミについて、一般的なことを書いてみます。

 

ベテランの理容師さんの場合、

30歳くらいになると、すでに一人前で、店舗の責任者とか、独立しているとか、、、です。

だいたい、

実家が理容室を経営されていて、戻って店を継ぐというパターンが多かったです。

最近は理容室の経営も難しくなってきているようで、継がずにスタッフとして働いているかたも多いです。

 

ベテランの方のハサミって、個性が出ています。

例えば

・カリスマ系

すごく上手な技術者です。

周りからも、あの人は違う!と一目置かれています。

ハサミは、とてもきれいに使っていらして、

絶対的自信をもちつつ「下手だから、ハサミは切れないと仕事にならない」なんてことを言う方が多いです。

意外と使うハサミにこだわりはないようです。

とにかく切れる切れないをシビアに指摘されます。

お客さんとしては、こういうタイプの方の要望に応えることで自分の技術レベルが上がるので好きです。

 

・あきらめ系

なんとなく後ろ向きな方です。

一応言われたことは素直に聞きますが、聞くだけで、聞き流すタイプです(笑)

このタイプの方は、セニングがかなりヤバイです。

恐らくほとんど研がなくて、手入れも雑で、半分錆びているような感じです。

ハサミは、「こんな客に、いい道具は必要ない」みたいなことを言います。

いいハサミだと、いい仕事ができて、自分にとっていいことですよ!って言いたくなりますが、、、、、私も大人なので言いません。

30代くらいの方の場合、変なクセがハサミについています。

「押しグセ」というやつです。

開閉するときに、無理に親指を押し出すようにして切るクセです。

で、

40歳過ぎて、腱鞘炎がひどくなって、仕事を休んだり、職替えをしたりすることが多い気がします。

 

・経営系

一番多いかもしれません。

自分の技術やハサミのことはあまり気にせず・・・

店の売上が気になって仕方がないタイプです。

独立していて、自分の店舗を持っていると仕方がないことかもしれませんね。

このタイプ方のハサミは、きれいに使っていらっしゃいます。

でも、あまりよく切れません(笑)

「オオタさん、このはさみ全部見てくれない」と言われてみることがありますが、

正直、全部切れません。

正直に「全部切れない」と言うと、

「ハサミ屋だから、そういうんだ!」と思われるので、遠慮して別の言い方をします。

 

・儲かってる系

自身の経営するお店が繁盛している方です。

このタイプは、即断即決です。

ちょっと切れないとすぐ研ぎに出てきます。

 

ハサミを買うときも、手に取って一瞬で決めます。

こちらが拍子抜けするくらい簡単に決めます。

これは理容師さんに限らずできる人の特徴のような気がします。

恐らく理容師さんの場合、ハサミのことで、切れると切れないとか気にしたくないのかもしれません。

目の前のお客さんとのコミュニケーションとか、お店のこととかに集中して、、、

ハサミは切れて当然!

もし切れなくなったら、研ぐまたは買うと決めているようです。

研ぎに出てくるハサミは、みんなきれいです。

そして、同じようなハサミです。

例えば、メーカーが違っていても鋼材が同じだったりしています。

すごいなあと思います。

 

そんなこんなの、おっさんハサミでした!

じゃあ。

また!

臨時休業のお知らせ

こんにちは

オオタです。

私事ですが、1/18父が他界しました。80歳。

初めてのことで(当たり前ですが)、突然のことで、まさかここまでインパクトがあるものかと、自分の感情の起伏に戸惑っています。

実家が埼玉です。

行ってきます。

ご依頼頂いているお客様にはご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。

まことに勝手ながら、以下の通り臨時休業とさせて頂きます。

1/18(木)~1/22(月)

門番

こんにちは

オオタです。

好きなミルキーは、「安納芋ミルキー」です。ヴィレッジバンガードで200円で売ってました。

さて、

今日1/17は1/6着の沖縄県浦添市のハサミから研がさせて頂きます。

4丁中、2丁がカーブのハサミをご依頼したあなたのハサミからです。

そうそう。

写真がなんで門番かというと、

今日の午前は小学校の当番で、学校の門番をやったからです。

うちに来ているヤマトさんがちょうど配達にきてました。

「忍者めし」vs「忍者はさみ」

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こんにちは

オオタです。

最近、ハサミのネーミングに悩んでいます。

で、

近所のファミリーマートに行きました。

コーラはあまり好きじゃないけど、

グミが好きってわけじゃないけど、

おなかが空いているわけじゃないけど、

(名前が)いいじゃないか!『忍者めし』

って、

ことで、

「忍者はさみ」つくりますかね。

でも、買う人いないだろうなあ・・・・

もし、

忍者はさみがあったとしたら、

そのハサミの特徴は、静か。

うしろから忍び寄って、、、

気づかないうちに、しゃっ、しゃっ、、、と、

「何が起こったんだ?」と思ったら、髪が切られていた・・みたいな(笑)

大きいハサミより、小さいハサミがいいですね。

(イメージ)5.0インチメガネ。
screenshot-16

忍者って、

なんとなく、

紫かなあって、

screenshot-17

高貴なカラー、パープルで・・・。

じゃ。また!

カットの練習に入りました!どんなハサミがいいですか?

「オオタさん、ってかっこいいなあ。

あたしと付き合ってくないかなあ・・・・」

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こんにちは

オオタです。

妄想をしているひとを妄想してしまいました。

そんなこと、もう、そうしません。(笑)

いい感じにM-1の影響がでてきているということは置いておいて、、、、はじめます。

「やっとカットの練習に入りました!どんなハサミがいいですか?」

このとき、

大きく分かれるのが、

いいハサミをつかうか?

安いハサミをつかうか?

が多いと思います。

もし、お気に入りのハサミがあるのでしたら、それでOKです。

そんなハサミがない場合はどうすればいいのでしょうか?

私の意見は、いいハサミを使う!です。

その理由はシンプルです。

いいハサミの方がいいから(笑)

いいハサミの方が使いやすいので、早くカットが上手になるからです。

いいハサミの方がよく切れるので、時間的にも早くカットができます。

いいハサミの方が長切れするので、よく切れ続けています。

そもそも、、、

「なんでカットの練習をするのか?」

それはカットが上手になるためです!

なので、上手にカットできるような環境を準備するのが、いいです。

安くて切れないはさみを使ったとき、

予算を低く抑えることができるのはいい点です。

しかし、切れない・・・

使いにくい・・・

すぐ切れなくなる・・・

そんな状態で上手になれる気がしません。

予算が限られるのでしたら、仕方がないです。

が、

もし、友人にアドバイスするなら、借金してもいいハサミを買った方がいいです。

先行投資する価値があります。

きっとそのハサミは、苦楽を共にした友達という財産になるだろうし、、、

この練習の期間に身に着けた技術が財産になるからです。

長くなりそうなので、次回は、

「カットウイッグ用のハサミを営業で使えるか?」です。

じゃ。

また!

自分で研いでガタガタになったハサミ

こんにちは

オオタです。

風邪で関節が痛いです。筋肉があると関節が痛くなるみたい、、、。

そのことを妻に話すと、

「それはね。筋肉があるからではなくて、脂肪が少ないと関節が痛くなるんだよ。最近の研究でそうなんだって。メタボもよくないけど、もう少し脂肪必要なんじゃない」

とのことでした。

びっくり!です。

オレの妻スゲー、最近の研究とか知ってるんだ!ざ・尊敬!

今日1/16は1/5着の横浜のハサミから研がさせて頂きます。

70年前のハサミだって!

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さて、こんなお問合せを頂きました。

「鋏の研ぎの事でお聞きしたいのですが現在、神田文一さん※1のセニングシザーを使ってるのですが自分で研いでガタガタになったので直していただく事は可能でしょうか?
梳けないことも無いのですが噛んだらパクったり※2します。

落とした事もあり調子も狂ってて現状を見ていただかないと分かりにくいと思いますが修理可能ならざっくりおいくらくらいかかるか教えて頂けるとたすかります。」

簡単に補足説明すると、

※1神田文一さんというのは、「神田文一商店」と刻印しているハサミです。

セニングでいうと、表は「OK」という従来メーカーのブランドで、裏側に「神田文一商店」と刻印されているものかと思います。きっと、いいハサミをご自分でセレクトして販売されていらしたんだと思います。

※2パクる。毛をはさんだ時、切り落とさずに、切れずに折れ曲がってしまう状態です。

かなり切れない状態ですね。

私からの回答はこんな感じです。

通常のレベルで切れなくなったということでしたら問題ございません。
ただ、研いできれなくなったとのことですので、もしかしたら、かなりひどい状態かもしれないということも考えておきたいです。

現物を見てないので何とも言えませんが、完璧に直るかもしれませんし、良くならない可能性もあります。
それでもよろしければ、料金は6480円分、労力を掛けるというで、その範囲で対応させて頂きます。

追加説明です。

プロが研いで切れなくなった、ハサミというのがあります。

プロとして失格です。

ですが、それでも、お客さんによっては、またはハサミによっては切れるようになっていると考えられます。

なので、あまり無謀なことはしていないと考えます。

今回の方は、プロではない方でご自分で研がれたとのことです。

この場合、とんでもなくひどい研ぎ方で修正不可能レベルの可能性もあります。

一から作り直し、、、みたいな可能性です。

その場合を考えると、簡単は回答は難しいですね。

アナハイムエレクトロニクスのはさみ職人です

こんにちは

オオタです。

毎月1日と15日は神社にお参りに行っています。

そのお参りに行っているわずかなスキに、ヤマトさんが配達に来てくれて不在票を置いていきました。

「アナハイムエレクトロニクス」なんて、ウケます(笑)

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今日1/15は1/5着の静岡のトリマーさんのハサミから研ぎます。

あとは特急コースのお客さまです。

 

スターウォーズとハサミ研ぎ

こんにちは

オオタです

話題のスターウォーズを見てきました。

きれいなおば様が出ていたのが印象的でした。

 ↑そこかいっ!

今日1/12は去年の12/30着のハサミから研がさせて頂きます。

茨城県猿島郡の美容師さんからです。

ちなみに1丁はハイネッタで、いい感じのハイネッタです。

(いい感じのものとそうでない、、、個体差があります)

すとん!とピンポイントで切り落とすといった感じの切れ味で、色で言えばワインレッドです(笑)


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スターウォーズとハサミ研ぎの共通点ってなんだと思います?

僕が感じたのは、「勘」かなあと思います。

これはなかなか言葉にしにくいんですが、「ここをこうやって研ぐ!」というよりは、「すでに研いでいる。それもいい感じで研いでいる」という感覚が似ていると思います。

なんか、

何も考えることなく、あまり前のように進んでいるような感じというのか、、、

スターウォーズの世界も、東洋的というか、「勘」で動いているような、、そんな風に感じました。

ハサミのサビについて

こんにちは

オオタです。

実は
私、小学校のPTA役員をやっています。

で、
PTA会報を作る係なんですが、
「記事を書いてください」という協力を依頼するわけですが、そのお手紙作りとかあって、仕事をしている暇がない・・・

まあ、
誰かがやらなければならないんで、、、がんばります!

さて、

今日1/11は12/30着の兵庫、赤穂市のともちゃんのハサミから研がさせて頂きます。


(ともちゃんと写真メモは関係ありません)

今回は、メモの「サビもあるので寿命に近いのかもしれませんが、」についてコメントさせていただきます。

刃物にとって、サビは最大の敵です!

サビ=死

を意味します。これは大げさではなくて、サビている刃物が切れるかどうか?というと多少切れるのかもしれませんが、プロの道具としては使い物にならないと思います。

日本料理屋さん行って、「この包丁さびているんですけど、、、、」という料理を食べたいと思うひとは少ないはずです。

(カレー屋さんなら、大丈夫な気もしますが・・)

そんなことは置いておいて、

基本的に刃物というのは硬いから切れるわけです。

それがサビてしまうと、ボロボロと崩れるようになります。

なので、刃がサビで欠けてしまいます。

ハサミの場合も、刃にサビがあるとその部分は欠けています。

ただ、極々小さいサビなら、人によってはその欠けが気にならないという場合もあります。

さて、

今回のお手紙の方のハサミですが、直接、刃の部分(鋭いところ)にサビはありませんでした。

なので、直接的な切れ味としては問題ないです。

今後、そのサビが広がり、刃の方まで来ると問題あり!になります。

一度深くサビが入ってしまうと、完全に取り除くことができません。

どうぞ、サビに最大限注意ください。

 

「毛が白くなる」のはハサミが切れないから。

こんにちは

オオタです。

好きなラーメンは天下一品の濃厚ラーメン、

濃厚スープ→ライス→濃厚スープの順番で食べます。

ちなみに天下一品のスープの特徴は、シチューみたいに濃厚!ってことです。

本日1/10は12/25着の堺市の美容師さんのハサミから研がさせて頂きます。


(堺の美容師さんとメモの写真は関係ありません)

写真のお手紙ですが、

「カットをすると、白くなる」とのことです。

もしかしたら、同じように悩んでいる美容師さんもいらっしゃるかもしれません。

ハサミの専門家としてコメントさせて頂きます。

まず、

実際に毛を切ってみました。

全く切れません。

毛は切れずに折れてしまいます。

重症です。

ハサミの状態としては、

文房具バサミのように、かなり鈍角な刃付けがされていて、それを無理無理に使っていた状態でした。

かわいそうな状態です。

こういうハサミを使い続けると、使い手の美容師さんとしてはかなりダメージを受けていると思います。

普通に切ろうとしたら、かなり押切をしないと切れません。

キレイにカットするとかしないとかいうレベルではなくて、毛を切るためにどれだけ力を入れることができるか、、、みたいな世界です。

押切のクセがあるの場合、ハサミに傷ができます。

実際、

今回のハサミは、押切のクセの傷がハサミにはっきりついていました。

それも、かなり深いです。

手とか肩とか痛くなって、つらいんじゃないかな・・・。

変に力を入れなくても、軽く開閉するだけで普通に切れるんですよ!

って伝えたいです。

切れないと何度も開閉するし、真っすぐ切れないものですが、

切れるハサミだと、上手にカットできますよ!

とはいえ、

このお手紙に書いてある「過去10年くらい、刃をほぼ削らない方法で、、、」というのも、、、。

結構削られてしまっているような刃の状態に見えました。

どう判断するかは、いろいろとあるので正解はないのかもしれませんね。

今回を機に、楽しく仕事ができるようになればいいなあと祈っております。

ジオンのハサミが出荷、いや出撃します!

こんにちは

オオタです。

今日から2018年スタートです。

よろしくお願いいたします。

スタートは、松江で理容室を経営されていらっしゃる、ジオンの貴公子の新モビルスーツから(笑)

出荷の準備が、、、出撃態勢が整いました(笑)

研ぎの方は、12/24着のあっちゃんのハサミ「K」「HI.Z」から研がさせて頂きます。

HI.Zの方は、あまり削らないで・・・・とのことです。

このハサミを研ぐのは今回初めてです。

たぶん以前に研ぎを出したところは、がっつりと削る研ぎやさんというか、削り屋だったのでしょうね。

はっきり申し上げると、削り屋さんは、技術レベルが未熟な研ぎ屋さんの可能性があります。

ミクロン単位で、極々わずかに削ればいいのですが、それなりに難しいわけです。

その技術がないから、、、ミリ単位で削ってしまって小さくなってしまうのです。

たぶん、削り屋さんに研ぎを出して「小さくしないでください」と言ってもできない可能性が高いです。

技術の差ってことですね。

 

セニングの切れない・・・・について

 

我が家の庭はこんな感じです(^^)

2

写真は京都・嵐山、、、

嵐山に世界遺産のお寺があります。

このお寺の庭から写真のような嵐山が見えます。

まわりの景色も、自分の庭にしてしまう、、、

景色を借りると書いて、

これを「借景」というそうです。

へぇ・・・・。

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こんにちは

オオタです。

1

こんなお手紙を頂きました。

要は、セニングを研ぎに出したら、切れなった。何度直してもらっても切れない・・・ということです。

実はこういうことって、

意外と多いです。

セニングはトラブルが多いですね。

で。。。

通常セニングの研ぎの場合、わざと切れないようにします。

わざわざ、刃を殺してます

殺人ならぬ、殺ハサミです(笑)

わざわざ!刃を殺してます。

 

それには、理由があります。

刃が鋭すぎると、ソリとヒネリの関係で、
刃と刃をケンカさせるように、かんで閉じなくなってしまうことがあるからです。

わかります?

刃と刃がケンカしてしまうのです。

今回のセニングは2丁とも同じ状態でした。

刃が殺されていました。

それも必要以上に殺されていて、、、

本当は、ちょっとけがをさせるくらいでいいです。

半殺しはやりすぎるくらいです。

今回のセニングは、完全に殺されていました!

切れないのは当たり前!といったレベルでした。

やりすぎです。

そのために、まったく切れない状態でした。

 

で、

これを生き返させるために、がんばりました!

そんなこんなで、

紅葉はきれいだねって話です(笑)

あけおめ!

2018年は戌年ですね。

あなたに良いことが雪崩のように、たっくさん、来ます!

人生楽しみましょう(^^)/

京都はさみ職人オオタトシカズ

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