「毛が白くなる」のはハサミが切れないから。

こんにちは

オオタです。

好きなラーメンは天下一品の濃厚ラーメン、

濃厚スープ→ライス→濃厚スープの順番で食べます。

ちなみに天下一品のスープの特徴は、シチューみたいに濃厚!ってことです。

本日1/10は12/25着の堺市の美容師さんのハサミから研がさせて頂きます。


(堺の美容師さんとメモの写真は関係ありません)

写真のお手紙ですが、

「カットをすると、白くなる」とのことです。

もしかしたら、同じように悩んでいる美容師さんもいらっしゃるかもしれません。

ハサミの専門家としてコメントさせて頂きます。

まず、

実際に毛を切ってみました。

全く切れません。

毛は切れずに折れてしまいます。

重症です。

ハサミの状態としては、

文房具バサミのように、かなり鈍角な刃付けがされていて、それを無理無理に使っていた状態でした。

かわいそうな状態です。

こういうハサミを使い続けると、使い手の美容師さんとしてはかなりダメージを受けていると思います。

普通に切ろうとしたら、かなり押切をしないと切れません。

キレイにカットするとかしないとかいうレベルではなくて、毛を切るためにどれだけ力を入れることができるか、、、みたいな世界です。

押切のクセがあるの場合、ハサミに傷ができます。

実際、

今回のハサミは、押切のクセの傷がハサミにはっきりついていました。

それも、かなり深いです。

手とか肩とか痛くなって、つらいんじゃないかな・・・。

変に力を入れなくても、軽く開閉するだけで普通に切れるんですよ!

って伝えたいです。

切れないと何度も開閉するし、真っすぐ切れないものですが、

切れるハサミだと、上手にカットできますよ!

とはいえ、

このお手紙に書いてある「過去10年くらい、刃をほぼ削らない方法で、、、」というのも、、、。

結構削られてしまっているような刃の状態に見えました。

どう判断するかは、いろいろとあるので正解はないのかもしれませんね。

今回を機に、楽しく仕事ができるようになればいいなあと祈っております。

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