美容師さんのセニング選び1(正刃・逆刃)

こんにちは。

京都はさみ職人オオタトシカズです。

「カット」に入りたての頃って、

セニングって、すごい便利ですよね。

いろいろ誤魔化せるし・・・(笑)

はじめの頃、

セニングを使って、

腕が未熟な分、道具でカバーというのも、あり?!?

・・・・・・・もちろん、ありだと思います。(笑)

あのカットの上手な先輩も、

はじめの頃はそんなもんだったんですよ・・・(たぶん)

セニング選びのポイントを説明します。

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 ■セニング

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あっ。

その前に。

念のため、セニングの説明です。

セニングとは、スキバサミのことです。

ソギバサミって、呼ぶかたもいらっしゃいます。

そのソギバサミの「ソギ」って、なんでしょう?

僕も知りませんでした。

ソギバサミと呼ぶ人がベテラン先生だったので、

今は使わない、なまり?だと思っていました。

で、調べてみました。

漢字で書くと「削ぎ鋏」でした。

そぐっていうのは削ることだったのです。

彫刻のように、けずって作るイメージなんですね。

もともとのセニング(thinning)とは、間引くとか、減らすという意味です。

毛のボリュームを調整するような使い方ですね。

もうひとつ確認。

セニングは、櫛刃(くしば)と棒刃(ぼうば)の組み合わせです。

セニングには、正刃(せいば)と逆刃(ぎゃくば)があります。

正刃というのは、持ったとき上の刃が櫛刃のもの。

開閉すると、動刃になるのが棒刃になります。

この逆が逆刃です。

参考写真:http://www.1hasami.com/glossary/glossary-img/gyakuba.jpg

さて

選ぶポイントは、2つ。

 ●正刃か?逆刃か?

 ●カット率

です。

今回は、正刃・逆刃です。

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  ■正刃か?逆刃か?

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正刃と逆刃どちらがいいのでしょうか?

どちらも一長一短あり、どちらがいいというのはないです。

人によっては、「逆刃のほうが内側を取ることができて、ラインがでなくていい」

と言う方もいます。

しかし、反対に「正刃のほうが内側を取ることができて、ラインがでなくていい」

という方もいらっしゃいます。

このように、まったく違う意見があるのは、使い方しだいということなんだと思います。

とはいえ、

選ぶとすれば、、、、

○いままで正刃で慣れているという方は、正刃が無難です。

○逆刃で慣れているのなら、逆刃がいいです。

また、正刃も逆刃も使うということで、

2丁持っているかたもいらっしゃいます。

僕なら、メガネのハンドルを選びます。

  参考写真:http://www.1hasami.com/glossary/glossary-img/megane.jpg

メガネのいいところは、ひっくり返すと

 ・正刃→逆刃→正刃→逆刃・・・

と使い分けることができます。

1粒で、2度おいしいんです(笑)

買うときは、指かけは両方つけてください。

もちろん指かけを使わないのなら、つけなくていいですし、

正刃でしか使わないというのであれば、ひとつだけでOKです。

教えてもらう先輩の意見にも聞いてみましょう。

もしアドバイスしてくれたら、敬意をはらって、参考にしましょう。

ちなみに割合ですが、

美容師さんの場合、正刃のセニングが圧倒的に多いです。

(推定8割)

その理由は、専門学校で用意されるものが正刃が多いというのが原因かもしれません。

正刃で切るとこうなって・・・

逆刃できるとこうなる・・・みたいなことは、

学校の授業で教えるというよりは、
サロンワークでの感覚を磨くことなのかもしれませんね。

で。

結論です。

—(ハサミ選びで迷ったら)—————————

 セニングはメガネを選ぶと、正逆使えて便利だよ。

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次回はカット率選びです。

では、また。

あなたの素晴らしい美容師人生をお祈りして・・・。

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