美容師、ハサミは何丁必要?

 

「ママ、起こさないで。

昨日の夜、マミちゃんと日本酒2升。飲みすぎた~」

ハサミは何丁必要?

 

こんにちは

オオタです。

お酒は日本酒をちょこっとだけ飲みます。

コップの1/4くらいです(笑)

さ、

て、

美容師さん、ハサミ何丁必要なのでしょうか?

ある美容師の大沢さん(仮名)は、

「デビュー頃はこのハサミ(5.5インチ)、1丁だけでした。」と

言っていました。

え~。

と思って聞くと、

「ぼくの頃は、みんなワンレングスでしたから。」

なるほど~。

そんな大沢さん、

当然といえば、

当然なんですが、

いろいろな頭をつくるようになり、

セニングが必要になって、・・・・

今は、4丁のハサミをメイン+1丁をサブにしています。

いろいろと

自分の仕事の仕方やお店の方針などがあって、

これだ!というのが難しいです。

しかし、

大沢さん(仮名)みたいな感じで必要になるハサミは手元に置いておきたいものです。

では、

どういった順番で必要になってくるのでしょうか?

1.カットシザー 5.5-6インチ

メインのハサミです。

学校で準備されたものを使うこともあると思います。

ただ、学校で準備されたものを営業で使うのは、、、ちょっと・・・・です。

それはよく切れなかったり、すぐ切れなかったりするからです。

ちなみに、

美容学校側が業者から買うハサミの値段ってどのくらいだと思います?

大きな声で言えませんが、

「カット&セニング&ケースで1万円で売って」と言われたことがあります。

これを3万とか4万とかで生徒さんに学校指定教材として売るんですね~。

学校運営も大変なんですよ!たぶん。

2.20%-30%のセニング

いま、セニングを使わないカットというと、丸刈りくらいですから・・・

セニングはあった方がいいですね。

基本的なセニングだと、カット率が20-30%くらいが標準です。

あまりラインが出ないタイプが人気です。

学校で使っていたセニングは正直、切れないのでやめた方がいいと思います。

切れるのなら問題ないのですが、切れないのが多いです。

3.笹刃

5.5インチから6インチくらいの笹刃が欲しいですね。

毛束感をより出すためには、便利ですね。

無くても良さそうですが、あると便利ですし、、、、何よりプロの仕事って感じがかっこいいです。

4.50%のセニング

これは笹刃と使い方がかぶる事が多いと思います。

ひとりのお客さんに何時間も時間をかけることができるのなら、

笹刃で丁寧に削っていくのがいいでしょう。

50%くらいのセニングだと同じような形を作りやすいですし、

なんてったって、早い!

これはメリットです。

5.10%のセニング

これは質感調整用ですね。

ニュアンスを微妙につくるのに必要ですね。

無くてもいいんでしょうが、あるとどうでしょうか?

美容室に来るお客さんの大半は、

ほかの美容室にも行ったことがある人です。

ほかの美容室とのカット違いをだすためにも、

細かいところまで気を使う必要がでてきますね。

「あなたにカットしてもらうと、いい感じになる」と

言われたいですね。

6.長いハサミ(6.5-7インチ)

刈り上げのあたまは、バリカンとかトリマーとかでやるんですかね。

で、あれば出番は少ないかもしれません。

「きっちり感」を出すために、最後に仕上げ用にあるときっちりと作ることができます。

小さいハサミだとどうしても凸凹してしまいがちです。

7.サブ

落としたりしたら、どうするんだ?

って話です。

美容師が切れないハサミで、どうやって仕事をするんだ?

って話です。

気合とトークで乗りきれるのであれば不要ですね(笑)

じゃ。またね。

 

 

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