②最適な刃の角度のハサミを使うメリットとは

こんにちは。オオタです。

 

腰が痛いので接骨院に行ってきました。

電気とか、マッサージとか気持ちいいんで、良かったです。


(こんな尿検査コップを持ち歩いているお兄さんはいるんだろうか)

たぶん治っているような気がします。ですが、変わっていないよ!と言われるとそんな気もしてしまうほどゆっくりと良くなっている気がしています。

 

さて今回はハサミの刃の角度の話です。

・刃が薄く鋭いから、よく切れるとか。

そういう話です。

 

そのまえに、包丁はどうなんだろう?って思って調べてみました。

ハサミと共通する部分もありました。

こちら。

包丁の刃は先端を鋭角に研ぐほど、よく切れるかわりに弱く欠けやすくなってしまい、かといって鈍角に研いで厚みがあると、強度はあっても切れ味は鈍くなります。 いろいろな食材を切ることを考えると、刃の先端を30度くらいにするのがベスト。 つまり、片面を15度で削るのが目安になります。

なるほど。

・鋭角ほどよく切れる。欠けやすい。

・鈍角は強度があるが、切れ味が鈍い。

・30度くらいがいい。

とのことです。

はさみも同じです。

 

基本と言われる角度は45度です

メーカーやハサミの種類で若干変わると思います。

ですが、適正と言われる範囲で考えると、鋭くて38度くらい。鈍角で50度くらいです。

ハサミの反りやひねりの具合・造りや構造、使う人の好みや癖によっても、ベストの角度がかわります。

 

鋭角すぎの場合

刃としては、すごくよく切れそうです。

問題は多いです。

ちょっと硬い毛を切ろうとすると、刃と刃が喧嘩して閉じなくなります。

もしかしたら、素振りで喧嘩をしてしまうこともあります。

ちょっと鋭角の場合

何を持って「ちょっと鋭角」なのか、よくわかりませんが、

「なんかはじめはよく切れたんだけど、すぐ切れなくなっちゃった!」

という長切れしないというケースです。

毛が折れるようにして切れなくなることが多いです。

カット専門店なら、1週間もたない・・・無理を重ねて1ヶ月がやっと・・・と言った感じです。

 

逆に

ちょっと鈍角の場合

この場合、永切れすることが多いです。

(しない場合も多いです。)

ただ、毛を切るときに軽く切れないです。少し力が必要です。

なので、手が疲れやすいという欠点もあります。

切ったときに毛が逃げる、毛が滑るというのもこの可能性があります。

研ぎたてで毛が逃げなくても、切れなくなるときは毛が逃げやすくなるケースです。

 

鈍角の場合

機械的に、もしくは機械をつかって、なんとなく研いだとか、削っただけのケースが多いです。

この場合は、明らかに事故です。

ハサミを研いで切れるようにしようという気持ちすらない気がします。

正直このレベルの仕事については、同業者として恥ずかしいレベルです。

 

鋭角だったり、鈍角だったりの場合

例えば、刃先だけ鈍角で刃元は鋭角の場合もあります。刃中はちょうどいい。笑。

研ぐのに、相当、クセが強い!です。

不十分な研ぎですね。

 

こういうことを書くと、「オオタさん、刃の角度は何度がいいの?」と聞かれます。

ハサミによって違うので、一概には言えないです。

鋭いのが良いをいう性格のハサミは、鋭く。

鈍角が似合う性格のハサミには鈍角です。

 

ただ、鋭い刃にするハサミでも、ちょっとひと手間の工夫を入れてトラブルにならないようにしてます。

鈍角の場合もひと手間いれています。なので、普通に鈍角にしただけの刃ではないです。

じゃあ、どう違うの?って話ですが、ヒミツです。笑。

 

じゃ。またね!

 

こんなことを書くとお客さまのふりをして、研ぎに出すんで・・・という同業の方がいます。

何人もいますね。笑。

ですが、たぶんハサミを見ただけではわかんないです。すごく細かいんで・・・。

でも、切ればわかりますよ。

 

ということで、

包丁とハサミの刃は似ていましたね。笑。

じゃ。また。

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