そぎばさみ

鍛錬

こんにちは

京都はさみ職人オオタトシカズです。

前回の続きです。

日本刀の勉強です。

この写真は何をするところかわかりますか?

「鍛錬」

するところです。

鍛錬(たんれん)とは、鉄の不純物を取り除き、いい鋼をつくる作業です。

普段の生活でも、努力するとかいう意味で、「鍛錬する」と使いますね。

で、

この作業をするために“火”が必要になります。

黒いのは炭です。

真ん中に赤くなっているのは、火です。

そして、写真の左端にある把手を使い、空気を流して火力をアップさせます。

長くなりました。また次回。

さて、

今回は「そぎばさみ」について

そぎ。

写真は、いそぎんちゃく。

深い意味はありません(笑)

そぎばさみとは、そぐためのハサミです。

そぐというのは、削るという意味です。

「余計な筋肉さえ、そぎ落として、もっとも適した肉体を手に入れた・・・」

みたいな使い方をしますね。

スキバサミのスキと近いですが、

微妙に違う意味合いです。

ただ、

英語にすれば、おなじセニングです。

つまり

そぎばさみ=すきばさみ=セニング=セニングシザース です!

もし、

「ソギバサミ」を検索して、このページに来てしまったらというアナタ!

こんな答えですが、いいですかね?

余分なことが多くて、ごめんなさい (^_^)

 

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