切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

よくある質問

ダイヤモンド砥石だから、いいんですか?

質問:ダイヤモンド砥石をつかっているそうですが、そんなにいいんですか?
普通のホームセンターで見かけるし、たいしたことないですね。
うちなんか、いろいろな砥石をつかいますよ。 (大阪 Oさま)

回答:なるほど。

O様はすごいですね。

とても勉強になります。

さて。

「ダイヤモンド砥石なんてホームセンターに売っているから、お前もホームセンターレベルだな」ということでしょうか?

浅い知識で表面だけで判断すると、そうかもしれませんね。

しかし!です。

ダイヤモンド砥石と言っても、

ホームセンターで売られているのもあれば、

研磨剤の専門業者でさえ、売っていないものもあります。

はさみと同じです。

100円ショップに「散髪はさみ」が売られています。

理美容専門のディーラーさんにオーダーしても買うことの出来ない、いいハサミもあります。

ダイヤモンド砥石も、
ホームセンターにあるような、一般向けがあり、
知る人ぞ知る、世の中に出ない特別な砥石があるのです。

また、同じダイヤモンド砥石でも、番手というものが違います。

これはハサミの種類みたいなことです。
同じメーカーのものでも、●●シリーズでも、6.5インチと6.0インチがあるような違いです。

同じダイヤモンド砥石でも、研磨剤の粒の大きさ(粒度といいます)が違います。

さらに
砥石をどの状態で使うかというものあります。

例えば、ハサミの場合です。
ノコギリの刃みたいな刃こぼれがあって切れないハサミと、大事に使っているハサミと違います。

大事に使っているハサミでも、新品の頃と買ってから1年間使ったハサミは違うと思います。
また、研ぐ人によっても全然違うし、研ぐ人が同じでも、ウエット用ドライ用などの刃付けの仕方でも違いがあります。

ダイヤモンド砥石も同じです。
新品と使い込んだものとは、違います。
砥石もメンテが必要なんですが、その前と後では全然違います。

研ぎの良し悪しは、研ぐ人の感性だと思います。
そして道具としての砥石選びには、正直、このメンテが肝だと思います。
砥石をどのような状態で使うかが一番のポイントだと思っています。

さてさて、

HPを見て、当店がダイヤモンドだけで仕事をしているように勘違いされている方もいらっしゃるようです。

誤解されやすい表現で申し訳ございません。

理容師・美容師の方がわかりやすいと感じていただきたいと思い、
わかりやすいシンプルな表現を選びました。

実際は、
ダイヤモンドだけでなく、GCやWAなどの砥石をつかうこともあります。
また、天然のものもを使用する場合もあります。

粒度やメーカーも、いろいろ使って試しています。
それぞれが違います。

また、
それぞれが練りこまれた砥石だったり、シートに蒸着させてあるものだったり、バフにつけるものだったり、また手を使ったり、回転させたり、それが垂直回転だったり、水平回転だったり、さらにその回転もどの程度の回転数がいいのか、回転時のトルクはどのくらいがいいのか、・・・・また、力加減もいろいろいろです。

これもそれぞれが違います。

こういった中から、ベストと思うものを選択し、それを組み合わせて使用しています。

今後、より良いものが出てくる可能性があります。
そのときは、躊躇せずその道具を使うつもりです。

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