切れるハサミは楽しいし、美しい仕事もできる。そんな手助けが僕の仕事です。京都はさみ職人 オオタトシカズ

研磨実績 光トレンディⅢ 732

有名なハサミです。

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ベストセラーのセニングです。

反面トラブルが多いセニングでもあります。

 

光トレンディⅢ 732を研ぎました

ハサミDATA

6インチオフセット

櫛刃はフラット。棒刃は直刃のはまぐり刃。

ネジはマイナスの埋め込みタイプ。

ハンドルはオフセットです。

はさみ職人's EYE

このセニングは、カット率が10%くらいです。

当時そんなセニングは珍しかったせいか、爆発的に売れた・・・関係者から聞いたことがあります。

きっと本当です。よく見ます。

ラインがでないので、セニングを使い慣れていないひとにとって、とても使いやすいものでした。

今のカットはセニングは必須ですが、当時はそうでもなかった・・・という時代があったのです!歴史を語れる先輩に聞いてみて下さい。

さて、

このセニングでトラブルが多い現象は、

カットするにあたって、

・枝毛ができる。

・切れ毛ができる。

・毛先が白くなる。

・毛先がパサつく。

などです。

ほかにも、使っていて、

・刃と刃がケンカして、閉じなくなった。

・ひっかかる。

・開閉に違和感がある・・・

いろいろ、あります。

切れなくなるのは、早いです。

切れなくなったら、特に早めに研ぎを出してください。

お客さんの毛がパサついているのは、切れないセニングが原因かもしれません。

また、研ぎが上手な方で、自分の使い方をよく知っているような研ぎやさんに出すといいと思います。

変なクセがあると、それに合わせて研がないとトラブルになりやすいからです。

・・・

研ぎの同業者さん

この刃付けのポイントは、少々鈍角気味がいいと思います。

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