ハロウィンとはさみ教室

こんにちは。オオタです。

「ギャオ~。たべちゃうぞ。」

はい。喜んで。(笑)

食べたら最後、お腹が痛くなって、上からも下からも・・・いろいろと未消化オオタがでてきますよ。

ってことで。お知らせです。

はさみ教室開催。

基礎的なハサミの取り扱い方。

カット別で向いているハサミとか、そうでないハサミとか・・・
この材料だと、よくて、、、とか。
そんな話を何万丁も研いでいるはさみ職人目線でお話させて頂きます。
くわしくはこちら プロの研師が教えるはさみ教室
AコースとBコースがあります。

プロの研ぎ師が教える はさみ教室

たくさん集まったら、こんな感じです。

↑香港ではさみ教室をやった時の写真です。

右が僕。

左が通訳のアイリス。

アイリスは事前によく勉強をしてくれていて、僕が一言しか喋っていないのに、10倍にして話してくれました(笑)

 

ハサミを見てわかること

こんにちは。オオタです。ビックリ建物を発見しました!

京都、四条大橋のたもとにある建物です。これ。

よーく真ん中のところを見ると。

従業員専用通路ですよ! 目に見えない通路!

ちなみに日本最古のエレベーターのある中華料理屋さんです(^^)

最古記録更新し続けてほしいですね。

さて、

今度「はさみ教室」を開催します。(最後に案内します)

例えば、こんなハサミがあったとします。

メガネのセニングです。

・メガネは正逆使えるので、一度で二度おいしいパターンです。

・指掛が長いのと短いのとあります。シザーケースに刺したとき上から見やすいです。

・よく見るとネジがギザギザしています。これは単なる飾りネジです。

・白の指穴リングがあります。フィットしていることがいいのではなく、外したほうが衛生的です。

・ヒットポイント、珍しいタイプです。ちょっと長いです。これが開閉しやすいです。

っていうこと、思い浮かびます?

我々職人の現場では、

もう少しハサミを知っていれば、もっと楽に仕事ができて、もっと集中して仕事ができるのにと思うことがあります。

もしかしたら、知らないほうがいい事実っていうのがあるのかもしれないですけど。

例えば、

「ネジを自分で触ったらイケマセン」

これって完全にハサミ屋さんに騙されています。

自分が毎日使うんだから、自分で締めたり緩めたりしないと。

ただそのとき、ベストの締め具合を知らないとまずいですよね。

そんな話させていただく、ハサミ教室。

 

はさみ教室開催します。

基礎的なハサミの取り扱い方。

カット別で向いているハサミとか、そうでないハサミとか・・・

この材料だと、よくて、、、とか。

そんな話を何万丁も研いでいるはさみ職人目線でお話させて頂きます。

くわしくはこちら プロの研師が教えるはさみ教室

AコースとBコースがあります。

じゃ。また。現場から以上でーす!

 

武器みたいな指掛、ハサミ教室やります。

こんにちは。オオタです。

チュート徳井さん、税金でTVでていましたね。

きっと、天才すぎる人って、その他の部分があまりに残念なんだと思います。

そういった意味で行くと、自分は凡人なんですかねぇ・・・

さて、これ。

人を刺す武器です!(ウソ)

シルバー925で作られた、指掛けです。個性が光りますね!

価格は、

6,500円

欲しい人は連絡下さい。都度特注でつくるので、少し時間をいただきますが、できたてホカホカ?です(笑)

ちなみに、

頑固なはさみ職人目線でコメントさせてもらうと、見た目はカッコイイ!

材質のシルバー925が柔らかいので気に入らない。

思いっきり力を加えると、折れます。

普通に使っていれば、折れないと思います。

ただ、もしかしたら、曲がることがあるかもしれません。

(シルバーなので、そういうものです)

その力ってどれくらい?と聞かれると答えられないのですが、普通のステンレスって実はかなり硬い金属なんです。

どのくらい硬いの?・・・・っていう話をすると、
長くなるので、続きは、こちら↓

 

はさみ教室開催します。

基礎的なハサミの取り扱い方。

カット別で向いているハサミとか、そうでないハサミとか・・・

この材料だと、よくて、、、とか。

そんな話を何万丁も研いでいるはさみ職人目線でお話させて頂きます。

くわしくはこちら プロの研師が教えるはさみ教室

AコースとBコースがあります。

じゃ。また。現場から以上でーす!

南アフリカとはさみ職人

こんにちは。オオタです。

ラグビーワールドカップ、ジャパンがんばりましたね。

ラグビーって、ほぼ格闘技ですよね。

多少殴ったところで聞かないんでしょうね。

だいたい審判の目の前で普通に殴っているし・・・(笑)

さて、

こんなお手紙をいただきました。ありがとうございます。

一番下の行。

バリの出やすい・・・話です。

 

このバリについて

カエリとも、

カエリバとも言いますね。

 

ハサミを

使っていると、

刃の部分が

カサカサ、ザラザラになります。

 

極々小さいノコギリの

刃みたいになります。

 

これを

私は「荒れている」と言います。

 

この荒れた状態は、

バリが出ている状態です。

 

荒れていると切れないですね。

 

バリがちょっとわかりにくい方。

爪を切ったとき、

切った角がとがっているのがバリです。

細かいヤスリでこのバリを取って、ツルっとさせますね。

 

さて、

質問の答えから言うと、

材質の違いあります。

 

一応、

ハサミ屋としては、

材質というよりは鋼材(こうざい)と呼びますね。(どっちでもいいですけど)

 

鋼材の他に、

刃付け(研ぎ)は大きいです。

すぐ切れなくなるのは、バリが出やすいように研ぐからです。

なので、

上手なハサミ職人は、バリが出にくいように研ぎます。

 

たぶん

この日記をよくチェックしているだろう同業者さま!!

「それじゃあ、切れないやんけ?」

ってツッコみたくなりますよね!

そうです!

切れないようにするんです。

ほんの少しだけです!←これがポイントですよ。

すごくすごく繊細に切れないようにするんです。

針先を顕微鏡で見るような作業です。

直接見なくても、指で刃に触れて感じる感覚ですね。

 

作りも関係します。

ソリが強いと出やすいです。

ネジにアソビが大きい場合も出やすいです。

 

使い方も関係します。

押切のクセがある人は、ちょー出やすいです。
(だから切れなくなるのが早いです)

こまめに拭くと出にくいですが、拭かないとよく出ます。

 

この

材質✕刃付け✕作り✕使い方

のバランスです。

 

あえて、

重要度の高い順に、順番をつけるなら、

1.刃付け
2.使い方
3.作り
4.材質

です。

逆に

いつも同じ人に刃付け(研ぎ)をしてもらって、

もちろん自分しか使わなくて、

同じメーカーのもの
(同じメーカーでも作る職人が違う場合がありますが)

の場合、材質で決まります。

ってことで、

タイトルの南アフリカチーム、すごく背が高かったし、パワフルだったし、強かったですね。

 

自家製指掛リングを作りましょう!

こんにちは。オオタです。

インスタに自家製指穴リングをつくりましたというという投稿をしました。

これ

かなり使えると思います。

その作り方ですが、

110円を握りしめ。

ダイソーに行く。

手芸コーナーに行く。

今回は乳白色でしたが、他に透明、写真のピンク、そして赤がありました。

裏の説明を読む。

あえて英語で読んでも良いもしれません。

OYU-PLA(おゆぷら)って言う名前なんですね。

ちなみに僕はマグカップに水入れて、おゆぷら入れてレンジでチンでした!

カップからは、チョー熱いので箸で取りました。

取り出すと、熱いですけど、ヤケドはしませんでした。

はさみにハメました。

始めの一時間くらいは柔らくて、失敗かも思っていました。

でも、だんだんと固くなりました。

で、

2.3日したら、固くなって、普通の指穴リングくらいの硬さに成りました。

めでたし。めでたし。

 

今日は、ハサミ探しのフローチャート作っています。

ハサミ探しのフローチャート

ビアリングのサビ

こんにちは

オオタです。

台風が近づいていますね。

「大雨降って、田んぼに様子を見に行って、そのまま帰ってこなくなる人って、アナタだよね」と妻によく言われます。

まったくそのとおりで、大雨が降ると近くの川の様子が気になって仕方がありません(笑)

さて

今回はベアリングの話。

茶色になっているのわかります?サビです。

ベアリングのサビ

よく見るとベアリングの隙間が茶色に錆びています

もともとベアリングは開閉をスムーズにするために、使われます。

車輪のところとか・・・

自動車にもあるし、バイクや自転車のタイヤのところにもベアリングが使われています。

ハサミにも。

使われているものもあれば、使われていないものもあります。

今回のように、サビてしまったら、開閉がスムーズどころか、マイナスの方向に働くので「悪い」です。

ただ、
それって
もしかしたら、ウエットできったあとや水で洗って放置とか、、、
ないとは思いますが、日々のお手入れが不十分だった可能性もあります。

ちゃんと営業後に水分やよごれを拭き取れば、そうそう錆びるものでもないです。

錆びる可能性を考えたら、ベアリングは良くないです。

しかし、お手入れを普通にすれば、サビないので、良くなくもない・・・ですね!

 

ベアリングについて

今回はサビについて考えてみました。

他にも、

・部品点数が多くなるという意味でどうか?

・単純に開閉がよくなるのか?

・ネジ穴の精度という面からはどうか?

など、いろいろな面から考えてみたいと思います。

ってことで、台風が近づいているので、またね!

テコンドー協会とトリマーさんのハサミ

こんにちは。オオタです。

テコンドー協会がどえらゃーことになっていますね。

とにかく会長の顔!

ちょっと大きい声で怒られたら、ビビりすぎて倒れるとおもいます。

さて

さて、

トリマーさんのハサミを研がさせて頂きました。

私のお客様は、

理容師さん、美容師さん、トリマーさんですが、

一番きれいに丁寧にハサミを扱うのは理容師さんです。

大事に大事に扱っていらっしゃいます。

その反対は、

トリマーさん。

理容師から見たら、普通の注意では収まらなくらい、怒り心頭レッドカードレベルで叱責がありそうなくらいです。

落として刃こぼれをしているのを使い続けたり、

毛を拭き取るといったことはなくて、

サビても平気・・・という方が少なからずいらっしゃいます。

まあ・・

ダメになったら、

新しいのを買えばいいんですけど・・・。

とはいっても

長い時間、苦楽を共にする道具だからこそ、大事にしてあげてほしいです。

でも、

買えばいいんですけど。

 

ってことで、

格闘技系の会長は怖い人が多いって話でした(^^)

 

素材や形状のパフォーマンスを最大限に引き出す

こんにちは。オオタです。

台風前の空は、快晴。バーベキューに行きたいです(^^)

大分の剛ちゃんから、こんなメッセージを頂きました。

感動で涙が止まりません!

ありがとう!

いい感じのことを書いてくださいました!

言葉のチョイスが素晴らしくて、ハサミ職人を喜ばさせるのが上手ですね!

素材(鋼)の話

ハサミにはいろいろな鋼があります。

日本製の理美容のハサミの材料は、みんな素晴らしいです。

宝石でいったら

ルビー

サファイヤ

エメラルド

くらい素晴らしいです。

正直、中国のものだと、ガラスっぽいのがあったりします。

もしかしたら、

素人が

パット見て、それほど違わないです。

でも、

毎日使うプロが見たら、完全にわかります。

中国製は買うのをやめましょう!とは言いませんが、中国製に日本製の感覚を求めるのはやめたほうがいいです。安いものはそれなりです。ちなみに安いハサミはネジが壊れやすいです。

研ぎ方も、

大きな目で見れば、変わらないです。

が、

毎日使うプロ用ということで行くと、

微妙に変えたほうが、特長を引き出すことができます。

例えば、

堅い鋼材の場合、より鋭くできるので、鋭くしたり、

反対に使い方次第で、すぐ切れなくなるから、逆に、鈍くしたり・・・。

この辺は完全に感覚の世界かもと思ったりします。

宝石で言ったら、

ルビーにはルビーの磨き方があって、

ダイヤモンドのブリリアンカットでない、

ルビーカットがあるわけで。

同じルビーでも、

ごっつい指よりも大きいものもあれば、

お米の半分くらいの小さいものもあって、

それぞれ磨き方が違うものです。

ハサミも

同じようで・・・

そんなのって、やはり経験が関係する気がします。

それも、

時給1000円で

夕食のメニューを考えながら

自社のハサミのメンテンナンスをダラダラとハサミを研ぐような仕事ではなくて、

人生かけて

自分の仕事を天職と考えて

真剣に一つのハサミに向き合って、

そこから感じ取る経験が勝敗を分けていると思います。

 

もしかしたら、

そのへんを

汲んでくださったのかも・・・なんて・・・ただただ・・・ありがたいです。感謝!

 

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