青春オイル物語

放課後のカメ公園

 

あの日、7人で行ったかめ公園。カメがのそのそ歩いて、俺たちは笑い転げた。

 

茜(あかね):蒼(あお)。カメにチューしてみて!

蒼:おいおい…カメにできるわけないだろ

茜:じゃあ!あたしにチューしてみて!

(みんな笑う)

 

陽菜:茜、そういうのは心の中で。

茜:心の中ね…じゃあ蒼はどうなの?

蒼:…それは・・・

(照れ隠しに背を向ける蒼、茜は少し頬を赤らめる)


かりんの実の公園

 

次に行ったのは、デカい、かりんの実が落ちてた公園。 
甘い香りがして、みんな笑ってた。けど、あの頃から…少しずつ、空気が変わっていった。

 

海斗:おーい蒼、茜! 二人だけ何話してんの?

茜:別に、なんでもない!

陽菜:なんでもない顔じゃないなあ(笑)

(みんなの笑い声の中、蒼と茜の目が一瞬だけ合う)


二人の距離

気づけば、二人はいつも一緒にいた。放課後、部活の帰り道、何気ない瞬間。それが“恋”ってやつなんだろうな。

 

蒼:なあ茜、卒業したら…どうするんだ?

茜:うーん、まだ考えてない。でもね

(少し間をおいて)

 

茜:蒼といると、なんか未来が楽しみに思えるんだ

蒼:……

(小さく笑う蒼。沈黙の中に“想い”が流れる)


ケンカ、そして旅立ち

でも、恋って難しい。言葉のすれ違い、ズレ。あの日、二人は大ゲンカした。

茜:もういい!勝手にしてよ!

蒼:お前こそ、何も分かってない!

(茜、涙をこらえて走り去る)

 

そして茜は、何も言わずに旅に出た。“見つけたい”って言ってた、自分の気持ちを。

再会

数ヶ月後。いつもの公園に、またみんなが集まった。

茜:ただいま。

陽菜:おかえり!

蒼:(ゆっくりと茜に歩み寄る)…会いたかった。

茜:(泣き笑い)私も。

海斗:よっしゃー!七人そろった

真白:またみんなで、笑おうね。

恋も、友情も、全部ひっくるめて、あの時は“青春オイル物語”って呼ばれてた。油まみれのあの日。僕らの時間は、たぶん一生、あのまま光っている。
 


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