自分のシザーを探せ!! まずは「シザーの種類」を知ろう。(サイズ編)

第1回:サイズ編

プロの理美容シザーの大きさは、インチで表します。

植木のハサミは知らんけど。

1インチは2.54センチです。

インチはイギリスでの単位みたい。親指の大きさが基準なんだって。

日本での流通しているシザーは、5.5インチ、6インチ、6.5インチ、7インチが多いです。

これで99%です。(オオタ感覚)

珍しいのは4.5インチとか、8インチとかあるけど、特殊なシザーと考えたほうがいいですね。

例えば、4.5インチは小さすぎて普通は使いにくいけど、細かい仕事はこれじゃないとできない・・・みたいな使い方になります。

 

長いシザーの方がパワーがある?

見た感じ、そうです。

が、実際はどうですかね。

例外も多いので、ここでは決めつけないことにします。

長いハサミのメリットは、一度にたくさんの気をカットできるです。

 

短いハサミは、小さい手の人向け?

よく耳にするのが、「あたし、手が小さいからハサミも小さく・・」とか、です。

これはちょっと違うと思います。

(2022年のオオタの感覚レベル)

たしかに、大きいハサミよりも小さいハサミの方が使いやすいです。

これは手の大きい小さいは関係なく、みんなそうです。

切れ味も大きいより小さい方がサクッと良く切れます。

じゃ、7インチよりも5.5インチのほうが良く切れるってこと?と言われたら、その通りです。もちろん例外もあるけど。一般的にそうです。

大きい手の人でも5.5インチを使っている人もたくさんいます。

また、小柄な女性で7インチを使っている人も多いです。

 

カットでシザーの大きさを選ぶ

こういう写真見ると、ハサミを持っている人の手で違和感を感じてしまいますね。このシロウトが!中指じゃなくて、薬指を入れるんだよ!って感じです。笑。きっと、あなた同じなはず!

じゃ。何を基準に大きさを決めるんだ?

それは、どんなカットをするか?です。

極端に言えば、刈り上げは7インチが良いんです。

7インチの方が面を作りやすいです。

お店の方針で刈り上げも5インチでやるという美容師さんがいましたけど、キレイに面を出そうとしたら、時間もかかります。

ブラントカットするなら、5.5インチとか6インチの方が手に収まりがいいんです。

もちろん7インチでやってもいいですけど、小さい方がよりいいという話です。

なので、

オシャレに敏感で、お金をたくさん持っている女性客が多い美容室で働くなら、5.5とか6インチを使う機会が多いので、必ず持っていたほうがいいわけです。

 

「でも、おれ意外とメンズが多いんだよなあ・・・」

その場合は、7インチとか6.5インチとかがいいと思います。

長めのシザーの方が、早くてやりやすいです。

小さくてもいいけど、デコボコしやすいし、時間がかかりと思います。

 

カット専門店なら、7インチ一択じゃないですかね。

スピードを求められる職場というなら、一度にたくさん切れるほうがいいですからね。

もちろん、4.5インチでコツコツやってもいいですよ。笑。

 

自分にピッタリのハサミを見つけることは難しいと思います。

実際、どれにすればいいのか悩んでいる人も多いです。

ハサミ選びに困ったら、まずは一般的なハサミを使ってみて、だんだんと他のタイプのハサミも試してみましょう。

信頼できる友達や先輩に聞くのもいいと思います。

もちろん、オオタに聞いてもらってもいいですよ。

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