ソリについて②

「じぃじ。ばぁば。

ビィータ(小型電子ゲーム)かって!」

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親に言っても、

おこられるだけで・・・

夏休み、ジジババにおねだりした結果、見事にゲット!!!

の父、オオタです。

ちなみに、マインクラフトをやりたいそうです。

さ、

て、

今回もソリの話です。

前回の記事がなぜか、好評で、申しすこし詳しく説明してほしいとのことです。

な、

の、

で、

今回は、写真入り!イラスト入り!でわかりやすく説明します(笑)

まずは、ソリの説明から。

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こうやってハサミをみて、動刃と静刃の隙間があります。

動刃も静刃も反っているので、隙間が見えるのです。

イラストだと、こんな感じですかね(笑)

かなり大袈裟ですけど。

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で、

私たちはさみ職人がこのソリをチェックするのは、こんな感じでやります。

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わかりますかね?

平らな板の上にハサミをのせて、その隙間の状態をチェックします。

イラストでデフォルメすると、こんな感じです。

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(刃先が板についていないのが気になりますが、気にしないでください。)

このソリが大きいと力強く切れますが、すぐ切れなくなるとか、、

ソリがないと、毛が折れるように切れなくなるとか・・・いろいろとあります。

ちなみにこのイラストのように、

刃先が浮いているような状態だと、毛をつかむことができないので、刃先が切れないです。

で。

よくあるのがこんなソリの状態です。

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これだと、刃元から刃中までは切れるけど、、、刃先が切れないという症状です。

いくら研いでも切れるようになりません。

これはハンマーで叩いて、調整します。

ちゅっとやりすぎると折れてしまうものです。

ちなみにこの隙間って、ごくわずかな隙間で、1mm以下です。

なかなか見慣れないとわかりにくいです。

で。

例えば、

「買うときにソリをチェックしたいんだけど、どうすればいいですか?」

という質問があったとします。

正解は、

「専門家がハサミを分解して、チェックする」です。

普通の人だ見てもわかりませんし、

そのまま組んである状態でしたら、専門家が見てもわからないかもしれません。

そのくらい繊細なハサミです。

 

てっことで、

なんだかんだ言って、

栗色ゆるふあは嫌いじゃないtって話でした(笑)

じゃ。また!

 

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