ハサミ職人vsカタナ職人

 

こんにちは。京都はさみ職人です。カタナ職人

 

前回の続きです。

真ん中に赤く光っているものがあります。

これが日本刀の芯となるものです。

より良い鋼にするために、ハンマーでカッチンカッチンと叩きます。

鍛錬(たんれん)をしています。

日本刀向けに優れた、玉鋼(たまはがね)という鉄を熱して材料にします。

この玉鋼は10キロ使います。

不純物などを取り除くと、最終的には1キロになるそうです。

鍛錬は、

何度も、

熱して

何度も

叩きます。

この仕事を一般的には「刀鍛冶」です。

日本刀の職人さんの「刀鍛冶部門」ということになります。

このあと、

刀らしい形にして、

研師がキレイに刃付けをして

鍔(つば)や

柄(つか)や

鞘(さや)や、、、ほかにもいろいろつくる職人さんがいらっしゃいます。

ハサミも同じようにいろいろな担当がありますね。

ハサミの場合、

日本刀のように美術品でなくて、

工業製品なので機械化も進んでいますが、

みがき屋さんといって、毎日磨いている職人もいらっしゃいます。

じゃ。また。

 

 

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