【美容師必見】櫛刃25目セニングのメンテナンス方法|切れ味を長持ちさせる秘訣

美容師の皆さんにとって、セニングシザーは毎日の仕事に欠かせないパートナー。

#確かにそのとおり

 

その中でも「櫛刃25目セニング」は、ナチュラルな質感と繊細な質感調整に最適な一本です。

#ちょっと違うか。

#同じ25目でもカット率が15%くらいものもあれば50%くらいのもあります

 

切れ味の低下毛のひっかかりなどに悩んでいませんか?

この記事では、櫛刃25目セニングの正しいメンテナンス方法を、現役のはさみ職人の視点から詳しく解説します。


櫛刃25目セニングとは?特徴をおさらい

櫛刃25目のセニングシザーは、櫛の目の数が25本の刃が並んだタイプです。

カット率は約15~50%

#すごい開きがあるよ

#25目だから25%というわけでもないよ

 

一つの目が細ければ15%、太ければ50%、その中間なら25%という感じです。

つまり、

#同じ25目でも、櫛刃の太さでカット率が変わってきます。

 

こんな方に選ばれています:

  • 質感を柔らかく仕上げたい(カット率25%)

  • スキ過ぎを防ぎたい(カット率15%)

  • ヌケを重視したい(25目全般)

繊細なカットが可能な反面、刃先が細く摩耗しやすいという特徴もあります。

#刃先が摩耗しやすいというのは全てのハサミに言える特徴です


なぜ櫛刃セニングは定期メンテナンスが必須なのか?

1. 刃の交差が命

25目セニングは刃と刃の交差精度が命。わずかなズレでも、毛が抜けたり、折れたりする原因に。

#精度。これはすべてのハサミに共通する大事なポイントです。

 

2. 切れ味の低下が施術に影響

「引っかかる」「抜ける」「逃げる」などの症状は、刃の摩耗やスキ間のズレが関係しています。

#これ、マジ気を付けてね。切るたびに「痛い!」とか言われていたら、毛を痛めているだけだから。


メンテナンスのポイント3つ

① 日常のお手入れ|使用後は必ず拭く

  • 髪の油分や整髪料が残ると、サビやガム状の汚れの原因に。

  • セーム皮などで根本まで拭く習慣を。

  • ひねるように拭くととても良いです。

② ネジの締め具合をチェック

  • 緩すぎると刃がずれて毛が逃げる。(また摩耗が大きくなります)

  • 締めすぎると切れ味が鈍る。(開閉がしにくくなります)

  • 中間で止まるけど、ちょっと硬い」くらいが目安。

③ 半年に一度は職人による研ぎ直し

  • 特に櫛刃は自分での調整が難しく、プロによる研磨・バランス調整が不可欠。

  • 表面の光沢や刃先の丸まりが出てきたらサインです。

#まあ切れなくなったかも?と思ったら研ぎに出すと良いと思います。

#切れない!からでは遅いです。

#お客さんの毛髪をカットすることで、痛めている状態です。


よくあるトラブルと対処法

症状原因対処法
髪が逃げるネジの緩み or 刃の摩耗ネジ調整 or 職人研ぎ
毛が折れる刃先の欠け早急に研ぎへ出す
引っかかる汚れの付着 or セニングのかみ合わせ不良拭き取り or 再調整
 

【まとめ】櫛刃25目セニングを長く使うために

櫛刃25目セニングは非常に繊細で、日々の使い方・メンテナンス次第で寿命も切れ味も大きく変わります。

「切れない=買い替え」ではありません。

むしろ、きちんとメンテナンスすることで、何年も現役で使える相棒になります。

#なんなら、何年もどころか、何十年も使える相棒です


※もし信頼できるメンテナンス先をお探しでしたら、京都のはさみ職人が無料診断も行っています。お気軽にどうぞ。

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