研ぐのが難しいハサミ

戦争はんたーい。

マジで、ロシア・ウクライナ、何とかしたい・・・

 

こんにちは

オオタです。

表の仕事は日本の平和維持活動。

裏の仕事ははさみ職人です(笑)

 

さて、

こんなスキバサミがあります。

JOEWLLの13目です。

強そうな櫛刃です。

犬用カットのこういうカット率の高いセニングはブレンダーと呼ばれています。

たぶん初めに出したメーカーの商品名がブレンダーだったからだと思います。

これだと、

時間短縮ができて、使いやすいと評判です。

でもね・・・

・すぐ切れなくなる

・研いでも切れるようにならない

そんな理由から、

引出の奥に眠っていることがあります。

 

これって、

ただ単に研ぐのが下手なハサミ屋さんに研ぎに出した可能性があります。

ちょっとだけ、技術力が必要だからです。

 

もし、

自分も、

持っているんだけど、つかっていないんだよなあ・・・って方、技術が高いハサミ屋さんに研いでもらうと、いい仕事をしてくれるかもしれませんよーー。

ふっくらハサミの切れ味について

「ねぇ。ねぇ。オオタさんち、みんなニートみたいよ。

 だって、パパは会社行かないでいつもいるし、

 ママも主婦なんでしょ。お兄ちゃんもね・・・」

 

こんにちは

オオタです。

家で仕事をしていると、ニートと思われているかもしれませんね。

平日散歩すると「今日休み?」って声を掛けられます。

そういった意味ではいつも休みみたいなもんです(笑)

 

実はニートの息子がいます。

実は数日前まで中学生でした(^^)

実は府立高校の場合卒業式が終わってから、合格発表があるんです。

で、先ほど近所の高校に行けることになりました。

めでたし。めでたし。

 

ハサミの話です。

このはさみは5.5インチの刃がふっくらしているはさみです。

柔らかく切れます。

優しく切れます。いいですね。

ですが、これはいい方向から見た場合です。

 

その裏側見ると

優しく切れるけど、毛が逃げがち。

柔らかく切れるけど、切れなくなるのが早目。

という面もあります。

(それなりに研ぎで印象を変えることもできます。)

 

まあ、いい面から見ればいいし、そうでない面から見れば違う一面もあるという話です。

 

研ぎの良し悪し(トリマーさんのハサミ編)

こんにちは。オオタです。

このかりんとう、岡山のふーみんから、頂きました。

程よい甘さが後をひきます。

すごくおいしいかったので、研ぎの依頼をお客さんにおすそ分けしようと思って、大量に注文しようと思ったら、在庫切れでした・・・

ちなみに、以前もそんなことがあって、それは無印良品の「こおろぎ煎餅」でした(笑)

 

さて、

今回のテーマは、研ぎ良し悪しについて。(トリマーさん編)です。

トリマーさんのハサミって、理美容のハサミとほぼ一緒です。

メーカーさんもほぼ一緒です。

(全く一緒と言いたいところですが、例外もあるかもっと思って、「ほぼ一緒」です)

 

で。

ちょっとした違いは刃付けです。

極端に表現すると、

人間の毛用のハサミの刃付けは、「やさしく切れる」のが好きという方が多いです。

犬の毛の場合、細いこともあって、やさしく切れるかどうかはあまり重要視しないです。

(かなり繊細な方以外は、よくわからないと思います)

 

で。

トリマーさんのハサミが何を重視しているかというと、

「(細ーーーーい毛が)切れる切れない」です。

 

実はコレ。

意外と研ぎの技術力が問われます。

ハサミの研ぎの技術力です。

 

シロウトや初心者の場合、

刃は鋭ければ鋭いほどよく切れるから、

細い毛も鋭くしようとします。

 

でも、これだとうまくいかない・・・

 

上手な方は、

ハサミの切れる構造を考える。

一枚の刃ではなく、二枚の刃の組み合わせで切れるという構造です。

 

で、

そのわかりやすいのが、こういったセニングでティッシュを切ったとき、こうなるのが正解です。

実際、ティッシュを切るのではなく、毛を切るので一つの目安にしかなりませんが、目安としてはわかりやすいかと思います。

このセニング(ブレンダーと言われる、櫛刃が太いタイプ)はハサミの構造を理解していないと、難しいですね。理解していてもだけど、、、(笑)

 

ついでに・・・

押切するクセの強いひとがいますが(最近は減りました)

その人向けに研ぐ場合、わざと切れないようにします。

セニングの場合は、特にわざと切れないようにします。

もったいないけど、そうしないとトラブルが起きやすいからです。

 

なので、

押切の人のセニングは、(普通に使うと)切れないです。

 

ということは

押切の人のハサミを借りても、切れないので使えないです。

逆を言えば

押切の人にハサミを貸し出すと、すぐ切れなくなって戻ってきます。

 

後半真面目になってしまった・・・

ということで、かりんとうを買い占めようとしたハサミ屋さんの話でした!

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