鋼材の話(粘り)

粘り

こんにちは

今回は粘りの話です。

硬い鋼でも、粘りがあります。

「しなり」同じような意味です。

 

例えば、

日本刀は粘りがあるのでいいので、刃物としては優秀です。

 

粘りがあると刃こぼれが少ないです。

永切れします。

 

粘りというのは、

針金で、

手で折り曲げようとして何度も曲げると折れますが、

すぐ折れるのが粘りがなくて、

なかなか折れないのが粘りがあります。

 

消しゴムでいえば、

白の消しゴムは粘りがあって、

砂消しゴムは粘りがありません。

 

ボールで言えば、

ゴムのスーパーボールは粘りがあって、

どろ団子のボールは粘りが無いです。

 

なんとなく、わかったようなわからないような、、、感じですが、続けます(笑)

 

ハサミの場合、全体的に硬いので、粘りなんて関係ないようです。

しかし、

刃というのは、鋭くて指で触れると切れそうな感じです。

この先端に粘りがあると永切れします。

粘りがないと刃こぼれします。

 

ハサミは、開閉のたびに、動刃と静刃がケンカするような構造です。

そのため、粘りがないとすぐ切れなくなりやすいものです。

 

ばいばい

じゃ。また!

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