研ぎ実績

胡蝶 CP-42F

今回のハサミは、「cobalt」です。
これはcobalt(コバルト)は、ハサミの材料を意味しますが、どんな材料なのでしょうか。
説明させて頂きます。

動画は無音です(笑)

胡蝶 CP-42Fを研ぎました

ハサミDATA

(櫛刃)42目。溝はV。シンプル
(棒刃)直刃。ハマグリ刃。
ネジ
埋め込みタイプ。
ハンドル
オフセット。動刃と静刃のハンドルの長さの差が少ないです。

はさみ職人's EYE

cobaltはハサミの主流の材料です。
正確にはコバルトという材料はなく、コバルト合金といった意味になります。

商品名としては、
・V金○○号とか、 ATS・・・とか、粉末・・・とか、スーパー・・・とか、ダマス・・・
いろいろとあります。

特徴としては、

・ある程度硬い。
・ある程度粘りがあるので永切れする。
・価格は、安くなく、高くなく

主流の材料です。

何が言いたいのかというと、

「どのハサミもコバルトです。」

(ちょっと極端すぎるけど)

 

みんなコバルトだから、その違いはすごく微妙です。

 

例えば、

今回のセニング、トリマーさんに人気があります。

なので、

「先輩がいいって言っていたから、私も同じの~」

と言って買ったとします。

で、

これが同じか?というと、同じでないです。

同じコバルトでも微妙に違います。

その違いは、

例えば、

鋼を作る製造時期の違いだったり、

です。

そのくらいの差です。

ちょっとわかりにくいかな・・・もう少しわかりやすく説明できるように精進します!

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